ロンドンで初めての朝を迎えました。
English breakfastをおいしくいただき、バスに乗って出発です。
早春の薄日の射す中、ロンドンのシンボルともいえる巨大な時計台のあるBig Benやウェストミンスター寺院が見える場所に降り立つやいなや、「夢にまで見た場所だ」と歓声をあげ、小躍りする生徒の姿が見られました。
ウェストミンスター寺院は国王の戴冠式やロイヤルウェディングの舞台。ここを歴代の国王やあのケイト妃も歩いたのだと思いを巡らせながら進んで行きました。
国家に貢献した人物が眠る墓所となっている寺院でもあり、床や壁に刻まれた墓碑銘には英国の文豪シェークスピアやワーズワースやバイロン、科学者のニュートンの名もありました。
撮影禁止のため、陽の光を通して輝くステンドグラスの美しさもそれぞれの眼の中に焼き付けました。
次に歩いてバッキンガム宮殿へ。
宮殿の上部には女王様がおられることを示す王室旗がたなびき、女王様が宮殿で執務されていることが分かりました。
近衛兵のパレードを見学。
夏の赤い衛兵服とは異なり、金ボタンのシックなグレーのオーバーコートに熊毛の帽子を被った衛兵さんたちの楽隊が整然と目の前を行進していきました。
そのあと、騎馬隊の行進。人馬一体となり大変気高く美しく見えました。
次は事前勉強もしっかりしてきたThe British Museum。
世界史の教科書でみたあのロゼッタストーンを始め、世界中から集められた発掘品や、美術工芸品を次々とガイドさんの説明を受けながら見ていきました。
建物の中央の屋根は巨大なガラスのモダンなデザインで開放的な空間になっており、世界最大級の美術館であることが実感できました。
夕食後ミュージカル「オペラ座の怪人」をHer Majesty’s Theatreで鑑賞。
次々変化する舞台装置、役者の華麗な衣装、迫力のある歌声、演劇の国イギリスの誇りを感じる舞台でした。