4年生選択制研修旅行沖縄コース 最終日
最終日はまず「道の駅かでな」で米軍の嘉手納基地を見学しました。ガイドの方から嘉手納町の総面積の83%(東京ドーム420個分)が米軍基地で占められ、騒音を防ぐため窓が二重になっていることや国から補償金や借地料が支払われていること、基地には海上で給油訓練を行っているF15戦闘機など200機もの米軍機があることや現在も騒音訴訟が起こされていることなどを伺いました。この日は沖縄北部にある米軍基地が一部返還されたとのニュースが流れましたが、嘉手納基地にはそのような予定はないそうです。沖縄の厳しい現実がそこにはありました。
次に沖縄で旧盆の夜に踊られる伝統芸能エイサーを体験するため沖縄市立芸能館を訪れました。芸能館では「中の町青年会」の方々にエイサーを実際に披露していただいたのち、大小の太鼓の叩き方や掛け声のかけ方、踊り方みを教えていただき、全員でエイサーを体験しました。沖縄文化ならではの文化にふれるよい機会となりました。
最後の昼食は料亭那覇で沖縄料理をいただきました。食事を終えたところで4日間お世話になったバスガイドさんにお礼の気持ちをお伝えしました。
帰りの飛行機到着時刻が少し遅れましたが、無事羽田空港に帰着しました。出迎えてくださった保護者の皆様に代表生徒から、帰着のご挨拶をしました。最後に4日間お世話になった添乗員さんにお礼を述べ、帰着のセレモニーを終了致しました。
皆、笑顔で沖縄コースの思い出を語り合いながら帰途につきました。