ベトナムコース研修旅行は最終日を迎えました。
午前中は、ベトナムで働く日本人女性、清水さんの講演会がありました。清水さんは海外で長く働いているだけでなく、日本とベトナムの友好活動も行っています。英語も全くできない状態で海外に果敢に飛び出すパワフルな姿に、生徒たちも自分の将来について考えるきっかけになったようです。
昼食はメコン川ほとりのレストランでいただきました。大きな魚の姿揚げやまん丸の揚げもちに生徒たちは驚きの声をあげていました。ガイドさんからはとてもきれいに食べてくれたとお褒めの言葉をいただきました。
昼食後には、楽しみにしていたメコン川クルーズです。船に揺られてトイソン島に渡り、南国のフルーツをいただいた後、小さな小舟に揺られてジャングルクルーズを楽しみながら、郊外の港町の生活を垣間見ることができました。
渋滞のホーチミンを抜け夕食をいただいた際にはなんと、午前中に講演された清水さんからサプライズで一人ひとりに一輪のバラが届けられました。粋な計らいに生徒からは感激の声。マングローブの植樹証明書とともに生徒一人一人に手渡し、今回の研修の振り返りをそれぞれが述べました。
その後、お世話になったガイドのハンさんと添乗員さんの中田さんにお礼とお別れのセレモニーを行いました。4年生といえばコーラスの美しさ。ここでも生徒からお二人へのお礼に「花は咲く」のコーラスをプレゼント。一輪のバラを持ちながら歌う姿は、出発前よりも確実に成長の跡が見られます。
いよいよ帰国の時、深夜の便で飛び立ち、飛行機の中ではしっかりと睡眠をとります。
先ほど39名全員無事に成田空港に到着しました。
日越関係、自分の将来、国際的な素養の大切さ、平和のありがたさ、今回の研修で感じたことは様々です。生徒の振り返りの中にもありましたが、これで終わりとせずに、生徒たちが今回の研修で得た経験を収穫として、次につなげていくきっかけにできることを期待してやみません。