いよいよ春季寮最終日を迎えました。
初夏のようなまぶしい太陽の光のもと寮内で過ごす半日、
一人ひとりの役割を丁寧に果たし、充実したものにしようと
各係がそれぞれの仕事に務めました。
起床後まもなく各部屋の室長がシーツ等をまとめて寝具係へ提出。委員は
ロビーで汗をかきながら整頓しました。
食事係も寮での最後の配膳となりましたが、気を緩めず丁寧に食卓を整えました。
食後の片づけで美味しい食事を提供してくださった厨房の方に感謝を述べました。
「立つ鳥跡を濁さず」― 各担当場所で大掃除を行い、保健部委員は生徒への指示と
ごみ回収を確実に行いました。次の利用者のために、熱心に磨き上げました。
閉寮式では、代表生徒から「サブリーダーとしての自らの役割をこの春季寮で学ぶことが
できたので、これからの学校生活でも自律して自らを鍛え、充実させたい。」と新たな決意と抱負が
述べられました。
高等部教頭からは、この春季寮で本物の高校生になるためのプログラムを終えて、
有意義なスタートを切った4年生に、約600名の中学生を従えるサブリーダーとして率いて
今年度の中高部を作り上げてほしいと、激励のメッセージをいただきました。
学年主任からの「春季寮は今日で終わるのではない。これからもどんどん前進していくように。」
という言葉を各生徒が自らの心に刻んで、これからの学校生活も頑張ろうと決意した
意義深い春季寮となりました。