バンコクゆるゆる日記番外編  【学生レポート】

タイのタマサート大学留学中の英コミ青木さんからの投稿です。

11月24日(月)

フィリピン旅行

 

今日、フィリピンから帰ってきました。

滞在期間は2日ととても短い旅行でしたが、現地に私と同じようにマニラの大学に通っている友達のおかげで、無駄が全くないとても充実した旅になりました。

 

 

 

 

22日の深夜にバンコクを出発して、飛行機で約3時間。

空港で友達と合流し、そこからバスと船を乗り継いで4時間強ほどのところにある「ホワイトビーチ」というところに行きました。

 

 

 

時期的なことも関係しているとは思いますが、私たちのような外国人の観光客は少なく、どちらかというとフィリピン人の家族連れが多く見られました。

海でのアクティビティーを楽しみ、昼と夜は美味しいフィリピン料理を堪能しました。

 

ここで、日本との接点を発見しました。

フィリピン人はご飯が大好きなのです! なんと、3食ご飯を食べるのだとか。

よく知られているファストフードのお店にも、ご飯がついているメニューが必ずあります。

2日目は朝ごはんを食べてから、また船とバスを使ってマニラに戻り、そこからイントラムロスというマニラにある遺跡を訪ねました。私の友達のフィリピン人の方が案内してくれたため、迷わずにしかも場所についての説明つきで案内してくれました!

 

 

 

 

フィリピンとタイは同じ東南アジアですが、異なった点がたくさんあります。

まず、フィリピンはタイと違ってキリスト教です。

フィリピンは過去にスペインやアメリカの植民地になっているため、様々な文化が重なり有っています。イントラムロスを訪ねたとき、偶然にもフィリピンのダンスを見ることができました。

アジア風というよりも西洋風の踊りであることにとても驚きました。

タイとは違って、教会や石畳の道路があるところにも過去に行ったヨーロッパの風景を思い出し、懐かしくなりました。(笑)

タイでは全く感じられませんでしたが、キリスト教であるフィリピンではクリスマスが近いことをとても感じました。フィリピン人にとってクリスマスは欧米やヨーロッパと同じように、家族のためのイベントなのだとか。

また、フィリピンではタイ以上に貧富の差が激しいことを痛感しました。タイへ初めて来た時(10年前のことです)はタイの道の汚さにとても驚きましたが、フィリピンでは、道幅が狭く、ごちゃごちゃした通りがたくさんあって、友達についていかなければ自分がどこを歩いているのかわからなくなってしまいそうでした。また、タイと大きく違う点は、屋台に対する人々の反応です。

タイでは、誰でも、屋台でご飯を買って食べることができますが、フィリピンでは、屋台の料理は普通の人(学生などは)滅多に食べないようです。もともと物価は高くありませんが、屋台の料理は心配になってしまうくらい安いのです。特にお金持ちの学生は、小さい頃から屋台の料理は買ってはいけないことを教えられているようです。

 

タイへ来てから、国外へ2回ほど旅行しましたが、今回の旅は学びの多い旅となったと思います。

久しぶりに会う友達と話すことはもちろん楽しかったですが、それと同時にフィリピンで学び、様々なことを吸収している友達から実際のフィリピンの生活やフィリピン人の人柄などの話を聞くことは、刺激的でした。

 

私も残り少ない留学生活をより一層充実させようと思わせてくれた友達に感謝。

持つべきものは、励まし会える友達であると実感しました。