Ship for World Youth Leaders に参加して 【学生レポート】

SWY27に参加した、英語コミュニケーション学科3年ユカリです。

まず初めに、SWY27とは、平成26年度内閣府「シップ・フォー・ワールド・ユース・リーダーズ」というグローバルリーダー育成事業の一つです。1月24日から2月23日に行われた約1か月のプログラムです。国立オリンピック記念総合青少年センターでの陸上研修後、にっぽん丸(船)で船上研修を行い、その後、ディスカッションのテーマに応じて5ヵ国(バーレーン王国、ニュージーランド、ペルー共和国、スリランカ民主社会主義共和国、トルコ共和国)のうち、1か国を訪問しました。

おそらく想像のしづらい事業だと思いますが、この1か月間でたった1カ月とは思えないほどの経験をしてきました。そんな私の(私たちの)経験を皆さんにシェアしたいと思います。

まず、土日には何をしているの?とよく友人から聞かれるのですが、残念ながら毎日セミナーやコースディスカッション、さらには委員会活動に追われて忙しい日々を過ごしていました。そのなかで今回私が紹介するのは、セミナーのひとつである「リーダーシップセミナー」です。

陸上研修中に行われたリーダーシップセミナーについて紹介したいと思います。今年度の講師の方は榎本英剛先生(CTIジャパンの元代表【CTI :The Coaches Training Institut】また、トランジション・ジャパンおよびセブン・ジェネレーションズの設立者および代表)にリーダーシップとは何かということをご自身の経験を踏まえて講義をしていただきました。

リーダーというのは、みんなの先頭に立って皆を引っ張って行ったり、指示を出したりすることのできる人だけを指すのではないという「多元的リーダーシップ論」についての講義でした。いわゆる、人を引っ張っていくことのできる前からのリーダーがいれば、サポートをしていくことで発揮する横からのリーダー、さらに後ろからのリーダーがいるように、リーダーシップとは、どの角度からどのようなアプローチでも発揮できる力なのだと仰っていました。とても興味深い内容であるとともに、今後の社会において求められるリーダーとは何か、また、私にあったリーダーシップとは何かを考えるとても良い機会となりました。

今回はここまでとさせていただきますが、また、SWY27について更新させていただきます。