今日はハンナ保育園とハンナコティ高齢者住宅の視察に行きました。ハンナ保育園では、自然の中で遊びながら学ぶことを大切にしていました。またフィンランド語を母国語としない子供たちも多くいるため、イラストでコミュニケーションをとる工夫をしていました。
ハンナコティ高齢者住宅では、施設の概要、入居者の方の生活スタイルについて学びました。入居者の方の
部屋にはキッチンとシャワールームが付いてあり、自分の家具を持ち込めるとのことでした。ハンナ保育園の子供たちとの交流も盛んに行われているとのことでした。
1枚目の写真はハンナ保育園の室内で、ここで先生と子供たちが朝の挨拶をしていました。
2枚目の写真はハンナコティ高齢者住宅の室内で、ここでは入居者の方が集まり談笑していました。
午後からは、慈善財団のヘルシンキ・ディアコニス財団を訪問しました。
ここでは、主に難民や難民申請中の人への支援を行なっています。
未成年の難民に対して行う様々な教育プログラムや心理的ケアの他、申請・認定に関する知識や、フィンランドにおける難民に対する考え方などについて学びました。
社会に出るための支援を提供できることから、難民の受け入れには、否定的な意味のみが存在するとは限らないと感じました。
また、難民問題が身近に感じられない、日本の今後の社会づくりについて考えさせられました。