★プレ実習について★

〔高齢者分野〕
こんにちは!
福祉社会学科のYです。
高齢分野に興味があり、通所介護「デイホーム松原」に5日間のプレ実習へ行って来ました。

デイホーム松原は、松原地区公民館の2階にあります。
定員23名の少人数のアットホームな雰囲気で、心身機能を維持・向上させることを目指すことや利用者さんの意向を尊重した多様なプログラムを行うことで、楽しく過ごして頂くことを目的としています。

先ほど心身機能の維持・向上を挙げましたが、そのため、午前中のプログラムでは、毎日健康体操と口腔体操が行われています。

健康体操では、首・肩・腰・足と上から順に動かしていきます。それぞれの動きには意味があって、首の柔軟性には嚥下機能の維持とバランス能力を高める効果があり、肩は、肩こりや猫背が改善され、呼吸機能を高める。腰を鍛えると骨盤辺りも鍛えられ、尿便失禁の予防になり、足首が柔軟になると、スムーズに足運びができるようになります。
口腔体操では、パタカラ体操や頬の運動、唾液腺マッサージを行うことで、食事の際の飲み込みを良くするなど、体操は身体への負担が少なく、多くの効果が得られると学びました。

また、少人数のためアットホームで、仲間意識も高く、明るく穏やかな雰囲気が印象的でした!しかし、1つの関係性が崩れてしまうと、その場に居ずらくなったり、公民館の一室のため、1人になれる逃げ場がないため、利用者間の関係性への配慮が大切になってきます。
そのため、職員の方は、座席配慮に気を付けていると教えて頂きました。
一人ひとりの関係性を考えて、仲がよい人同士にするときもあれば、離して、他の利用者さんとの交流を促したり、グループ活動では、リーダーシップを発揮する人を各テーブルに1人入れたり、苦手な人とはなるべく隣り合わないようにしたりと、その人・その時に合わせて座席への配慮を行うことが、利用者さんの関係性を円滑にするポイントであると学びました。

豊富なプログラムで人気のデイホームとあって、ピザ作りや面白スクール、ワルツを踊ったりと様々なプログラム活動が体験でき、私自身もとても楽しく過ごしました。

5日間ではありました、利用者さんとのお話や職員の方からの指導から多くのことを学び得られました。
3年生から本実習が始まりますが、プレ実習の学びや反省を活かせれば良いなと考えています!
長々と呼んで頂きありがとうございました 😛

 

〔障害者分野〕
こんにちは^^*
今回は障害者施設のプレ実習についてお話します!
プレ実習中の五日間、直接利用者の方と関わり、利用者と日々の生活を共にすることで、多くのことを学ばせていただきました(*´-`)

障害者の方は日々の生活リズムがとても重要で、一人ひとりユニークなこだわりをお持ちでした。
カラオケが好きな方がいたり、散歩が好きな方がいたり、炭酸ジュースが好きな方がいたりと、個性豊かで明るく、誠実な方々でした。

また、「ありがとう」や「ごめんなさい」を相手にどのようにしたら伝わるのかを考え、一生懸命言葉を伝えてくれようとする姿に感動しました。
我々健常者よりも繊細で、素直で、だからこその優しと強さを持っている。

教えられたことや考えされられたこと、見習わなければならないことがたくさんあることを気付かされました。
授業では得られない体験や感動を得、またひとつ自分の成長を感じることが出来た実習でした。

“直接関わること”それが障害者理解にはもっとも効果的な方法かも知れません(*’ ‘)*

 

〔医療分野〕
こんにちは!2年の横山です。
私は11月27日から12月1日の5日間、横浜市立大学附属医療総合センター病院で実習して来ました。

実習内容:インテーク面接 カンファレンス 患者さんやそのご家族との面談に同行する。

私にとってプレ実習の5日間は、ソーシャルワーカーになりたい気持ちがより高まる実習となりました。
医療現場の第一の目的は「病気を治すこと」ですが、病気をきっかけにおりなす変化は、患者さんやそのご家族に大きな影響を与え、「治療」ではないところで多くの支援が必要だということを学びました。だからこそ医療福祉が重要であり、また医療ソーシャルワーカーの存在意義を感じました。

5日間という限られた中で全てを理解できたわけではないですが、3年次の本実習では、今回の学びを活かし、より実りある濃い実習にしていきたいです!