「内定者・就職活動の話を聞く会」が開催されました

例年、12月の中旬に実施している内定者の話を聞く会を、今年度は時期を早めて、10月26日(土)に実施しました。

学科長根本先生による挨拶

 

今回は、時期を早めただけでなく、2部制を取り、第1部では社会福祉法人全国社会福祉協議会・法人振興部の金繁健太さん、さらに昨年度に全国の中から、社会福祉HERO’Sの一人として選出された社会福祉法人南山城学園の田中楓さんにご登壇頂きました。それは、本学のキャリア支援センターではなかなか情報を得ることができない社会福祉法人の求人・就職活動や仕事の実際を学生の皆さんに知ってもらうためです。

 

まず、金繁さんからは福祉現場の求人・求職情報や社会福祉法人に就職することのメリットや就職先を選ぶ際のポイント等をお話して頂きました。また、福祉の現場での仕事というと、対人援助の仕事を思い浮かべることが多いと思いますが、田中さんは社会福祉士をもって法人本部の企画広報課で広報のお仕事をされています。そこで、田中さんには対人援助ではない職種で、社会福祉士としてどう活躍されているのかをお話をして頂きました。

今まで授業や大学の中では、あまり聞いたことのないお二人のお話に、学生は熱心に聞き入っていました。

聴講する学生の様子

 

 

その後は、「公務員」「福祉」「民間企業」の3つ分科会に分かれて、4年生の先輩方(9人)の就職活動について、各自2つの分科会を選択してお話を聞きました。なお、今回「ST」コースの学生さんは、2つの分科会のうち、1つはキャリア支援センターの徳田さんのお話をお聞きする形でした。なお、分科会には、第1部に登壇して下さった金繁さん・田中さんも入ってくださいました。

 

金繁様(後列左)・ 田中様(後列右)
協力してくださった4年生(前列)と

 

 

 

 

分科会の様子

最後に、今回参加した3年生の皆さんのアンケート、お手伝いをして下さった3年生の方からの感想からは、「社会福祉法人のイメージが変わった」「就職活動で大切なことがわかった」「先輩の話から就職活動のイメージがわかった」など、肯定的な意見や感想が多くありました。

その一方で、「もっと個別にお話を聞きたかった」「もっと時間がほしかった」「日常的に先輩方からお話を聞く機会があるといい」などの意見もありました。

今回の色々な意見や感想を踏まえて、次の企画に繋げられればと思います。

(北本佳子)