2019年度 ソーシャルワークプロジェクトⅠ~実践活動報告その10~

こんにちは!福祉社会学科3年のKです。
昭和女子大学の福祉社会学科では「ソーシャルワークプロジェクト」という実践のボランティアを通して福祉について学ぶ授業があります。
私たち、グループ8は不登校支援・学習支援・貧困支援・外国人支援など、個々人で興味のある様々なテーマに関したボランティアを行ってきました!
私は大田区にある放課後学習教室にてボランティアをしてきました!
宿題などの学習のお手伝いと、遊びの補助のお手伝いをしました。
学習教室と聞くと、子供のみを対象にした支援だと感じがちですが、実は地域支援にも繋がっていると学ぶことが出来ました。
親世代間の交流、世代をまたいだ交流などで、子供だけでなく子供を抱える親が孤立しない地域づくりを、学習教室という場所から作り出していました。
 
以下、それぞれのグループメンバーの活動内容についてです!


こんにちは!福祉社会学科2年のyです!
私は、横浜市教育委員会が行っている夏の学習支援ボランティアに参加しました。
学習支援ボランティアでは、公立の小学校に通う外国籍の子どもたちの夏休みの宿題をお手伝いしました。
外国籍の子どもたちということで、日本語のできる度合いはそれぞれでしたが、彼らに合ったレベルで宿題を手伝いながら、コミュニケーションを取ることができました。

私は、海外で、日本に来たいと志す多くの外国人に出会ってきました。しかし、果たして日本に来た外国人が、日本で不自由無く暮らせているのか疑問に思い、このボランティアに参加させていただきました。
実際に参加してみると、言葉の壁やその他の積極的になれない気持ちから、日本人の子どもと上手くコミュニケーションを取れない子どもたちがいました。

グローバル化が進む中で生きづらさを感じている人々の存在を知り、より積極的なボランティアの援助や、日本人の、外国人に対する意識の変化が必要だと感じました。

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みなさん、こんにちは!
私は夏休みに「NPOフリースクール僕んち」というフリースクールで3日間ボランティア活動をしてきました。そのフリースクールは主に不登校の子供たちが利用しています。
私の身近にも不登校の子がいたので、不登校児の支援について興味を持ちこの活動先を選びました。
子どもたちと実際に関わってみるとみんな元気でのびのびとしていました。そういう風に子どもがのびのびと安心して自分らしく過ごすことのできる環境が今の社会には必要だなと感じました。
今回学んだことをこれからの学校生活や将来に活かしていきたいです。

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こんにちは!
福祉社会学科2年のかれんです。
私は、夏休みにCEC海外ボランティアさんにて、2週間フィリピンでストリートチルドレンの支援を行う活動をしました。
こちらを活動先に決めた理由は、貧困地域の子どもたちとの関わりを実際に体験し、必要とされる支援や手法や取り組み、課題を知りたかったからです。
一番印象に残っているのは、スラム街から高層ビルがいくつも見えたことです。ご飯を食べることもやっとの生活をしている子どもたちには、この光景はどのように見えているのだろうと考えさせられました。

家族単位からなる貧困は一時的な支援ではなく、手に職をつけるために技術を教えるなどの先を見据えた長期的な支援が必要だと考えます。
この経験を一度きりにせず様々な形で支援していき、SWP等で発信していければいいなと思います。

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福祉社会学科1年のMです。
活動に参加する前は不登校の子ども達どのように関わっていけばいいのか分からなかったり、自分の役目も何か分からず、活動に対して不安に感じていました。しかし活動を通して不登校の子ども達と関わり、子ども達自身がやりたいことを選択して自由に育っていくための見守りが私達の役目だということが分かりました。多くの方から学ばせてもらった今回の経験を活かし、不登校の子どもの支援についてさらに深く学びたいと感じています。


こんにちは。福祉社会学科1年のAです。
わたしは夏休みに「NPO法人ゆどうふ」のボランティアをしてきました!
ゆどうふは生きづらさを抱える若者が自己表現を行い社会とつながることを目指して、様々な音楽イベント、ワークショップを開催したり、住宅街の一角にある古民家を利用してフリースペースを開放しています。フリースペースでは利用者さんが自由に過ごすことができ、わたしはそこで利用者さんの話し相手になったり、一緒に音楽イベントの準備をしました。

ゆどうふでは個性豊かな利用者さんが好きなように時間を過ごしていて、ゆどうふは彼らの居場所になっているんだな、と感じました。利用者さんは社会に出ることに対して抵抗があるかもしれないけれど、豊かな個性を持つ彼らを見ていて、彼らの個性を受容し、活かしてあげられる社会があればいいのになぁと思いました。

ゆどうふの様な活動をしている団体はまだまだ少ないので、若者の居場所を作るボランティア団体が増えていって欲しいです。

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私たちのグループは全員が全く違うテーマに取り組んだため、全員の意見をまとめるのは大変なところもありましたが、協力して「子供の視点から考える」福祉というテーマにまとめました!