福祉社会学科では、「ウクライナ侵攻から1年私たちにできることを当事者と一緒に考えよう」と題して、株式会社アウトソーシングよりウクライナ避難民のオレナさん、担当者のリドベーグ愛子さんをゲストにお迎えしたワークショップを開催しました。
なぜ、避難民となってしまったのか、今回はオレナさんの戦争体験をお伺いしながら母国への思いや避難時の状況、現在の日本での生活についてお話をうかがいました。
また、「いのちと日常の大切さを学ぶ」ことを目的としたワークを通し、自分にとって大切なものは何かを見つめなおす機会となりました。また、後半は自分たちにできることは何かを考え意見交換をしました。
参加学生からは、「『今日を当たり前に考えずにやりたいこと、やるべきことがあれば迷わずに始めよう』というオレナさんの言葉が一番印象的だった」と感想を述べていました。
またオレナさんより「ソーシャルワーカーのような専門職は大変重要な職種、大学で学んだことを活かして、社会を支えてほしい」というメッセージをいただきました。
ソーシャルワーカーは、国内外の多様な問題に対して当事者に寄り添い、自立をサポートするために様々な活動を行っています。そのため授業では、社会で何が起きているのかを学び、様々な視点から支援について考える機会を大切にしています。
5月には新1年生の必修授業「ソーシャルワークプロジェクト」にゲストとして再びいらっしゃる予定です。 (教員N)