科目:「地域社会の活性化(農村)」(担当:瀬沼頼子)

地域活性化について学ぶ本授業では、現在、農山漁村地域では国が推進している「六次産業化」に向けて、多様な取り組みが行われているということを学びました。他の地域との差別化を図り地域の特色を出していくために、農産物を中心に「地域ブランド」と呼ばれる特産品づくりが各地域で盛んになってきています。
締めくくりとなる第15週目の授業では、地域活性化につながる農山漁村の特産物について、資料で学ぶだけでは理解しにくい点もありますので、実際に試してみようと、利き米からスタートして、少しずつ特色ある地方の食べ物を試食しました。学生たちが楽しみにしていた授業です。なかには、「食わず嫌いで食べることが出来なかった食べ物を今日は口にすることが出来ました」という嬉しい感想もありました。
それぞれが味覚を集中させ意見・感想を書きながらいろいろと試し、最後にレポートを提出して授業を終了しました。学生たちにはこれを機会に、まだ食べたことのない日本の地方の素晴らしい食材や郷土食に目を向け、食することを期待したいと思います。

(記事:Y.S.)

授業に登場した「ごっくん馬路村」をこれから試飲するために 分けている様子