授業紹介:「地域研究(環地中海)」青木愛子先生をお招きして

7月2日の「地域研究(環地中海)」の授業で、ゲストスピーカーとして青木愛子先生にお越し頂き、お話を伺いました。
青木先生は本学で建築の勉強をされ、在学中の文化講座でフラメンコと出会い、現在はフラメンコ舞踊家として、ご活躍されています。
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この授業では、地中海エリアの都市空間や生活文化について、各回、テーマに沿って自分たちでリサーチしたものを発表しています。前回からアンダルシア地域についてリサーチを始めたところです。
今回の講義は、先生のフラメンコとの出会いから始まり、留学時の体験談、スペイン料理や食生活、ライフスタイル、気候、文化、フラメンコの踊りと音楽について・・・と、あっという間の90分でした。
そして、授業の最後に迫力あるフラメンコを披露して頂きました!

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私達もフラメンコでの手拍子の打ち方や日常で使える姿勢の良い座り方を体験させて頂き、フラメンコの魅力を体で実感!!

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私はスペインに関してフラメンコや闘牛、料理というイメージしかありませんでした。
しかし、それ以外の生活スタイルや文化などを深く知ることが出来ました。特に1番衝撃的であったのがシエスタの存在です。シエスタでゆったりとした時間を過ごし、あまり働いていないということに驚きました。
朝は自宅で食べずに会社の近くにあるバルで軽くコーヒーやチュロを取り、昼は自宅に帰って沢山食べてゆっくり休む(これがシエスタ)。夕方からまた仕事に戻り、仕事を終えて帰ったら軽く食べる…そういった一日を過ごしている、とのことです。
日本の生活では考えられず、こういった生活習慣から文化や考え方の違いが現れるのかと思いました。
今回のお話を通して、生活や文化の違いを知り、興味をもつことが大切であるということにも気付かされました。
11月の文化研究講座でのフラメンコ公演(ロシオ・モリーナ舞踊団)の魅力についてもビデオとともにお話を伺いました。私はこの公演があたっているので、とても楽しみにしています!

(記事:2年 西永)