こんにちは、鶴田ゼミです!
7月20日(土)に開催する防災イベント「三茶水かけ祭り2024」に先駆け、ゼミメンバーで会場「こどものひろば公園」に設置されている災害時給水ステーションの見学をさせていただきました。
「三茶水かけ祭り」は、こどものひろば公園の給水ステーションの水を使って「水かけ」イベントで楽しみながら、防災について学ぶ、夏にぴったりのイベントです!
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【イベント情報】 防災イベント「三茶水かけ祭り2024」
日時:2024年7月20日(土)10:00~12:00
会場:世田谷区立こどものひろば公園(下馬2丁目)
主催:三茶水かけ祭り実行委員会
詳しくはこちら https://machidoraku.jimdofree.com/
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さて、皆さんは災害時にどのくらいの水が必要か、どう備えたらよいかご存知ですか?
今回、給水ステーションの見学を通して、災害時の対応や家庭での備えについて、改めて学ぶことができました。
この水は東京都水道局の管轄になります。東京都では、住まいからおおむね半径2㎞の距離内に1か所として水道施設や公園の下に水を貯めておく施設が開設されています。
ここ、こどものひろば公園にはかなり存在感のある大きな給水ステーションがあります。
この水は、災害時に区民に限らず地域の方々に配給可能となっており、1500tもの水が確保されています!これは、災害時に成人1人に必要とされている量である3ℓの水が約50万人分確保されているということになります。
施設内を見学した後、実際に放水ホースの設置を試してみました。これは水かけ祭りでもつなぐため、手順と当日の設置場所を確認するためです。
給水ステーションの中には、災害時に水を配給するための放水ホースやバルブ、蛇口、バケツ等が収納されています。このホースを給水ステーションの外側にある応急給水口に繋ぐことで、給水ステーションの水を地上にくみ上げることができます。
ホースをつなげると蛇口から無事にきれいな冷水が出てきました!
給水ステーションの水は、飲料水としても利用できます。災害時に水道が止まってしまった際、洗濯やトイレに使う生活用水だけでなく、飲料水としても使用できる水を配給してもらえるのは非常にありがたいことだと感じました。
災害時に水を配給してもらう際には、水を入れる容器を持っていくのがベストですが、慌てて家を出て何も持たずに来てしまっても対応できるように、公園の近くの防災倉庫には給水袋が5000個ほど準備されているそうです。
今回見学をさせていただき、災害が起こった際に最善の行動は何なのか、自宅の近くの給水ステーションはどこにあるのかなど、予備知識を持っておくことが非常に大切だと思いました。そして、水かけ祭り当日は地域の方にこどものひろば公園の給水ステーションの存在を周知するために、今回学んだことを積極的にお伝えしたいと思います!
私たち 鶴田ゼミは、地域の方々と一緒に実行委員に加わり、イベントの企画・運営に携わっています。今年は、防災◯×クイズ、給水ステーション周知のための掲示、防災AR絵本の3つの企画を準備しています。
当日は給水施設の水を飲んだり、持ち帰ったりすることも可能です。もし、お水をお持ち帰りしたい方は、自宅から空のペットボトルをご持参ください。
7月20日(土)こどものひろば公園にてお待ちしています!熱中症に気をつけて会場にいらしてください。
(記事:3年 木村)