【学生の活動】輝け健康美プロジェクトのご紹介

食健康科学部では健康デザイン学科、食安全マネジメント学科、管理栄養学科の3学科の2年生以上の学生が参加して行う輝け健康美プロジェクトを実施しています。今回はそのプロジェクトの中から「黒玉ねぎレシピ・販売開発協同プロジェクト」に参加した学生の紹介です。

参加した学生はそれぞれ数名のチームに分かれ、黒玉ねぎを使用したレシピを検討し、試食や選考会を行い、発表をしました。厳しい審査の結果、管理栄養学科所属の学生が考案した「りんごと黒たま香る くろたまっティーケーキ」が商品の1つとして選ばれました。考案した学生によるレシピのアピールポイントやプロジェクトに参加しての感想をご紹介します。

 

【レシピができるまで】

初めは酸味の強い黒たまねぎの風味をどのように中和させようか。という点にとても頭を使っていました。キャラメルにしてみたり、飴細工風にしてみたりと工夫しましたが、正直「おいしい!!」という感想は出ませんでした。そこでしょっぱいおかずケーキ等も考案してみました。おかずケーキはすんなりと美味しいものが完成しました。しかし、「美味しい甘いケーキにも挑戦したい!」という気持ちが収まらず、もう一度レシピを考えることにしました。そこで辿り着いたのが黒たまねぎの酸味を逆に生かした甘酸っぱいジャムでした。ジャムも初めはなかなかうまくいかず、黒玉ねぎの配合やりんごの量の調整など何度も試作を重ねました。そして最終的には「美味しい」と思えるジャムを作り上げることが出来ました。このジャムを紅茶の香るケーキ生地と合わせることで、少し上品な味わいとなるように仕上げました。甘ったるくなく、大人なお菓子をイメージして作りました。

 

【プロジェクトに参加した感想】

「1から何かを作る」という体験は普段しないため、何度も試行錯誤をするという点がとても大変でした。しかし美味しいものができた時の達成感はとても大きかったです。試作会で他のチームのケーキを食べた際も、「私たちと同じように苦労して出来たものなんだ。」と思うと感慨深いものがありました。また、実際に学外で販売をした際には、小さな子どもから高齢の方まで、多くのお客様に購入してもらえたことはとても嬉しかったです!

 

昭和女子大学では、講義以外にも学生が参加可能なプロジェクトが多数あります。是非、積極的に参加し、大学内外で様々な経験を積んでいってください。