第5期生・スペイン留学便り ~アルカラ大学アルカリングア 3月編・その3~

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<今教わっている先生について>
今は、VegaとRebecaという二人の先生に教えてもらっているのだが、以前のセメスターもまったく同じ先生だったため、とても話しやすい。特にVegaは、9月から1ヵ月間の一番はじめの授業も担当してもらっていたため、もう一人のホストマザーのような存在である。二人はとても優しくフレンドリーで、授業内容もわかりやすいため、私はとても二人の授業が好きである。特に、Vegaと授業で雑談をする中で、たまに出るブラックジョークがとても面白い。

ディプロマ授与式の様子
アルカリングアの学生たちとテレビ番組の観覧へ

<留学して感じた日本との違い、カルチャーショックを教えてください>
スペインと日本を比べてみて大きく違うと感じたことは、スペインは家族の結びつきが深く、日本よりもより家族と過ごす時間を大切にしているという点である。例えば、クリスマスは、家族と過ごし、娘や息子に恋人がいる場合は、一緒に過ごす。実際に私も、ホストファミリーのクリスマスに参加させてもらったが、素敵な文化だと思った。また、スペインは失業率が高いということもあるが、40歳で未婚のまま家族と未だに住んでいるというのもあまり珍しくない。日本ではとても珍しいため、それを知ったときは、とても驚いた。

ホストファミリーとのクリスマスの食事

<留学をして半年が経ちましたが、留学前と比べ自分自身が成長していると感じることはありますか>
自分の成長を感じている点はいくつかある。まずは、誰かに話しかけることに以前より抵抗がなくなったことである。スペインに来て間もない頃の私は、見知らぬ人に話しかけることが怖く、なかなか話しかけることができなかった。しかし、スペインで暮らしていくにつれてだんだんと慣れてきて、今では、外出先で困ったときは、ためらうことなく尋ねることができるようになった。また、二つ目は、より日本について詳しくなったということである。授業やホストファミリーとの会話の中で、政治について話していた際、日本はどうなのかと聞かれたときに何も答えられなかったため、自分は自分の国のことさえよく知らないのだと衝撃を受け、それから、日本についても調べるようになった。

クラスメイトの中国人、韓国人としたピクニック

☆C・S☆