【卒業生記事】迷いに迷い決心した韓国大学院進学

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昭和女子大学、国際学科、DDP2期生の田村咲恵です。私は、2022年3月に昭和女子大学卒業と同時に淑明女子大学大学院へ進学しました。コロナ禍での留学で皆さん不安や心配がたくさんあると思いますが、今回私がどのような経緯で大学院へ進学したのか、何を学んでいるのかについて紹介していきたいと思います。

先程も紹介しましたが、私は現在淑明女子大学大学院の国語国文学科で学んでいます。大学時代はキャビンアテンダントを目指していましたが、コロナで採用しないと知り悩み、公務員試験を受けて落ち、就職するかしないか迷った後、また韓国に行こうと決心したのが去年の7月でした。やりたいことができるようになるまで自分の出来ることを追求しようと思い大学院への進学を決めました。私は3月入学で試験を受けました。そのため大学の卒業式には出席出来ずに韓国へ渡りました。入学に必要な資料の中に卒業証明書や最終成績証明書が必要と書いてあるため、3月入学は不可能なのでは?と思う方もいらっしゃると思いますがそんなことはありません。3月から通うことも可能です。入学時期は基本的に3月と9月がありますが、私の場合は半年時期を空けて入学すると迷いが生じるかもしれないと思い、決意が硬いうちに次のステップ進みたいと考え3月入学を決めました。

学科は国語国文学科、専攻は国際韓国語教育です。私がこの大学を選んだ理由についてですが、韓国語教員資格を取得できる課程があるという点と首都圏に位置しているため交通の便がいいという点です。大学時代はDDPに参加しソウル女子大学で学んでいたためソウル女子大学への進学も検討しましたが、今回は淑明女子大学を選択しました。韓国語教員資格を取得できる課程が設置されている大学院は他にも沢山あります。大学の公式ホームページにある学科紹介をみて、自分の進みたい学科では何が学べるのか、どんな資格がとれるのか、また論文を読み自分のやりたい研究をしている教授がいるのかなどを見て自分の進みたい大学、学科を決めるといいと思います。

試験内容は資料審査と面接です。3〜4枚程度の研究計画書を提出し、それをもとに面接を行います。研究計画書を作成するにあたり重要な点は自分がどんな研究をしていきたいのかという点です。作成するにあたりまずは自分のやりたい分野の研究がどこまで進んでいるのかを論文を読んで把握し、こういった研究が不足しているからこの分野を研究をして行きたいということを書くといいです。この点については面接でも聞かれたので面接対策にもなります。

私の場合は、韓国の現代小説を通して文法や単語力、読み書きなどの韓国語基本能力のみならず韓国の歴史や現代社会についても学べると考え、現代小説を活用した韓国語授業の模範について研究したいと書きました。また、自身の経験から韓国語教育における韓国文化に関する授業が必要であると考え、文化教育が言語能力向上につながるのかなども視野に入れ、これからの韓国語教育の発展を目指したいと面接では伝えました。

次に大学院の授業についてですが、大学の授業と全く異なります。まず、1科目における生徒数は私の場合だと少なくて3人の場合もあり、多くて15人ほどでした。授業内容も論文の要約発表やディスカッション、実際に韓国語の授業をやってみるなど、発言や発表が多くなります。また、それが成績に繋がります。そのため周りの人が何か言ってくれるだろうと思わず、まず私が発言する事が大事です。私は1つの授業で一回以上発言をするという目標をたて、積極的に発言する様に心がけています。さらに、毎回の授業準備も必須です。授業前までに1つの授業で大体1~2個程度の論文を読みます。指定された論文をただ読むのではなく、どの点が良くてどの点が悪いのかを考えながら読み、自分の意見をまとめておくことが大事です。外国人ということもあり韓国人の学生より読むのが遅かったり、意見をうまく伝えられなかったりすることもありますが、しょうがないではなくそれを乗り越えるためにも何倍もの時間と努力をすることが必要です。

コロナ禍ということもあり、出国前のPCR検査、入国後のPCR検査は必須です。また、入学準備の資料も多く大学院進学の準備を始めてから不安な毎日でした。大学での留学準備は全て事務の方や先生がやってくれましたが、大学院進学の準備は自分で全て行います。分からない点は行きたい大学院の入学担当の方にメールで確認する、資料のアポスティーユが必要なら自分で専門の方にお願いしたり、証明担当の方にお願いしたり等, 正直とても大変でした。ですが大学院での学びは自分の好きな分野をとことん探求できるとても楽しい場所です。大学院進学を目指している後輩の方がいれば是非頑張ってください。