【授業紹介】国際・地域研究ー卒業生による講義「スペインで働くこと」

国際学科の授業の中には、通常の講義のほかに外部講師を招いて行われる授業もあります。
各分野の専門的な知識を持った先生方をお迎えすることも多いですが、
今回、国際・地域研究の授業では、実際に留学経験を活かして現地スペインで働いている
本学科の卒業生にオンラインで講義を行っていただきました!

ご本人から寄せられた当日の様子をお届けします。

11月17日(金)の国際・地域研究の授業にて
国際学科の卒業生として講義をさせていただきました。

私は在学中スペイン語を選択し、現在在学の皆さん同様
アルカラ大学附属語学学校アルカリングアに9ヶ月間留学をしていました。

卒業後はスペイン語を活かして働くことを目標に、勉強を続けながら4年間の社会人期間を経て、
現在は在スペイン日本大使館の在外公館派遣員として勤務しております。

今回の講義では「スペインで働くこと」をテーマに、
在学中のことから、就職活動、就職後のこと、現在の仕事についてまで
幅広くお話しさせていただきました。

講義内では色々と質問もさせていただきましたが、
スペイン語を学びながらも、スペイン語を活かして働くことは
中々難しいのではないかと感じている学生が多かったのが印象的でした。
私自身も学生時代はその様に考えていました。

在外公館派遣員としての仕事は、主に語学力を活かし便宜供与や会計補助等行うものですが、
各公館によって業務 内容は多岐にわたります。
語学力はもちろん重要ですが、社会人としての4年間の経験が糧になっており、
今までの経験で無駄なことは一つもないと感じています。
派遣員の任期は2年間であるため、派遣員終了後は新たにキャリアを築いていく必要があります。
私自身これからのことはまだ未定です。

私は大学時代に学んだことや留学中の経験が結果的に現在の仕事につながりましたが、
そのために卒業後もスペイン語の勉強を続けていました。
過去にどのような選択をしていても、
これからのキャリアをつくるのは今の自分自身の行動だと思いますので、
学生の皆さんにはどの様な道を歩んでも、やりたいことを諦めずに、少しずつでも、
時間がかかっても今できることに取り組んでほしいと思っています。(私も頑張ります!)

同じ学科で同じ経験をしたOGとして、
これから就職活動を始め社会に出る学生のみなさんの参考になっていれば 幸いです。

このような機会をいただきありがとうございました。

卒業生のMさんありがとうございました。
学生たちも、未来の自分を想像しながらMさんのお話を熱心に耳を傾けている様子でした。

貴重な機会をありがとうございました!
今後も益々のご活躍を期待しています。