社会人メンターによる自主企画が開催されました

春分の日を前に、季節を先取りしたような暖かな陽気になりました。

さて、4月は入園・入学のシーズンですが、それを目前に、社会人メンター主催による、
「育児休暇後の復職と女性の社会復帰の為の朝のミーティング」が、2回開催されました。

育児休暇の制度は広く普及しましたが、復職後の生活や、その後のキャリアをどう築いていくかは、一人ひとりが手探りの状態、ということも多いかもしれません。
現在育児休暇中の方だけではなく、職場復帰された方や受け入れる側を経験された方など、様々な女性が集まり、不安や思いを共有するとともに、アイデアや経験談をシェアします。

主催者より、当日の様子をご報告いただきましたので、紹介いたします。
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<一回目>
4名の育児経験のあるメンターが集合して下さいました。
現在育児休暇中で赤ちゃん連れの方から、育児休暇を経て現在は別のステージで活躍中の方、育児休暇明けの方を受け入れる立場にあった方など、幅広い層の方々が集まった会となりました。

ご自身の経験を語っていただく事で、後に続く方からは「心構えが出来た」、経験を語られた方からは「過去の自分の決断を再確認するよい機会となった」とのご意見を頂戴し、双方にとって有意義な時間が持てたのではと感じています。

ご参加下さった皆様、事務局の方、本当にありがとうございました。

<二回目>
3名の育児経験のあるメンターが集合して下さいました。
うち2名は赤ちゃんを連れてのご参加でした。育児休暇中を有意義に過ごしたい、育児休暇中だからこそ出来る事を知りたいと、お二人とも、ただいま育児休暇中だからこそ考える事がおありになるようでした。

一方、先輩メンターの方は、3人の育児とご両親の介護も経験された大ベテランの方で、今回は新米ママさんとベテランママさんを繋ぐ会になりました。
同じテーマでも前回とは違う展開になり、主催者としては、とても興味深く、私自身もなぜこの回を企画に至ったのか根底にあるものに気付かされた会合になりました。

男性と比べると結婚、出産、育児、子供の成長に伴う自身の決断、配偶者の転勤、介護等、人生の選択肢が多い分、その分、男性より楽しい人生なのが女性の人生である!坂東先生が仰っているように「女性の人生は晩年が面白い」と言えるように十分な種まきをしたいと感じた2時間でした。

更に両方の回に共通する事は、参加者の先輩方お二人が介護経験者である事でした。自分自身、育児真っただ中ゆえに育児にばかり目がいきがちですが「育児もそうだが介護も女性の人生にとって大きな課題である」と再認識させられました。女性の人生について改めて考える時間を持てた事に感謝です。このことがメンターの皆さん自身の自己理解の一つになり、今後、学生さんとの面談やフェアなどで学生さんの人生選択のお手伝いの一助になれば幸いです。

一回目、二回目、ご参加下さった皆様、事務局の方、本当にありがとうございました。
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”自主企画”は、年間を通して募集を行っています。
メンター相互の交流や意識向上、社会参加の手掛かりとなるような勉強会や講習会だけでなく、
気になるテーマや話題について共有したいという方、是非企画をお寄せ下さい。

昭和女子大学社会人メンターネットワーク

社会人メンターネットワークについての詳細は、以下のホームページをご覧ください。
https://mentor.swu.ac.jp/