オンラインで海外の大学と交流(1)北京郵電大学日本語学科 [2021年07月07日(水)]

こんにちは!日文の植松です。

6月は日本語文法論の授業で2回、海外の日本語教育機関とオンラインで交流を行いました。

その1回目の様子をお伝えします。

6月15日(火)に、日本語文法論(80名)のクラスと、北京郵電大学日本語学科3年生(18名)のクラスで【位相語】をテーマとした交流授業を行いました。

【位相語】とは、立場や環境によることばの違いのことを指します。

たとえば、ことばの男女差、若者言葉などの年齢差、方言などの地域差と言えば分かりやすいでしょうか。

 

今回の授業では位相語をテーマに双方に聞きたいことを質問の形で列挙し、学生からの質問リストをもとに先方の担当教員(熊先生、私が大学院生の時からの長年の友人)と一緒に授業計画をたてました。熊先生とはe-mailはもちろん、wechatを使って通話したりしながら計画を進めていきました。授業自体も楽しいのですが、この計画する時のワクワク感、なんとも言えません 😆   

 

今回は北京郵電大学の学生18名が3チームに分かれ、それぞれのチームが決めた位相語に関連するテーマをPPTを使ってプレゼンテーションし、質疑応答を行いました。

 

若者言葉では略語(「ごめんなさい」→「对不起(dui bu qi)」→ピンインの頭文字を取って「dbq」)やネット発祥の用語(「草」が中国でも、ネットにおける「笑い」の意味として使われている!)ことを知り、言語を超えたことばを取り巻く現象に興味を持った様子でした。

 

また、日本語では方言に対するイメージが以前とは変わりつつあることを取り上げ、それぞれの言語における方言についてどのように感じているか、また、方言話者は方言を真似されることについてどう感じるか等、若者が方言に対して感じていることを率直に伝え合いました。

完全に対面授業に戻っても、このオンライン授業交流は続けていきたいと思っています!

次回は、日文卒業生&インドネシアのアイルランガ大学との交流を報告します。

(植松容子)