推薦図書・入学準備について

<日文便り>

日本語日本文学科に合格おめでとうございます。

これから始まる大学生活に期待を寄せる反面、少し不安な方もいらっしゃることでしょう。
4月の入学までの期間を利用して、ぜひ、日本文学や日本語に関する知識を深めておいてください。

以下に、みなさんにぜひ読んでおいていただきたい本を紹介しています。
中には難しい内容や読むのに時間のかかる本もありますが、全て読めなくても、自分を試すつもりで、複数冊読破にチャレンジしてみてください。

学科推薦図書
日本語日本文学科の学びの分野から1冊ずつ推薦します。

近現代文学

 

古典文学

日本語学

日本語教育

文化(周辺領域)

岩波文庫『日本近代短篇小説選』シリーズ

明治篇1、2、大正篇1、昭和篇1~3から、どれか1冊

講談社現代新書『知っている古文の知らない魅力』(鈴木健一)

光文社新書『日本語は「空気」が決める 社会言語学入門 』(石黒圭)

岩波新書『やさしい日本語-多文化共生社会へ』(庵功雄)

講談社学術文庫『しぐさの日本文化』(多田道太郎)

入学準備
大学での学びに備えて、また、高校までに学習した内容を確かなものにするために、以下の点を参考に、問題集などで自習しておきましょう。

・日本文学史(古典~現代)の知識を確かなものにする。
例)『新・国文学史ノート 重点整理』(日栄社)など

・漢字の読み書き能力をアップする。
例)『本試験型漢字検定2級試験問題集』(成美堂出版)など

・敬語・語彙・表記・文法などの日本語力を強化する。
例)『日本語検定公式練習問題集3級 3訂版』(東京書籍)など

・日本史(古代~現代)の知識を確かなものにする。
高校で使用している日本史の教科書や副教材、あるいは手持ちの参考書などを用いる。