ブックリレー第42回

インスタグラムで始まった「日文生ブックリレー」をブログでも掲載しています。
今回で第42回目です。

日文公式のインスタグラムでは、学科の行事や学生の活躍も随時、アップしています!
是非覗いてみてください。
日文アカウント:@swu_nichibun_official

①UAさん

こんにちは!最近美肌研究にハマっているUAです!
ニキビに効くモノ探してます🥺
なんかいいのあったら教えてください!

今回おすすめするのは吉田篤弘著の「ブランケット・ブルームの星形乗車券」です。
この本に出会ったのは池袋にあるコーヒーと本を出すカフェでした。普段は近代文学ばかり読んでいてあまり読まない種類の作品なのに非常に面白かったので、おすすめさせていただきたいと思います!

【あらすじ】
ようこそ、毛布をかぶった寒がりの街「ブランケット・シティ」へ。待ち合わせは、ロビーしかない老舗ホテル「バビロン」で。日中は、「閑をもてあました消防隊」によるコンサートや影の絵画を展示する「冬の美術館」にお出掛け。夜は、本好きのための酒屋「グラスと本」で読書をしながらちょっと一杯。読むだけで旅した気分になる、架空の街の物語。
(裏表紙より引用)

この物語は、架空の街「ブランケット・シティ」を舞台にした短編集で、“著者”のブランケット・ブルームくんは帽子とトースターをこよなく愛する最近コラムの枠をもらったデイリー・ブランケットの専属ライターです。彼はブランケット・シティで起きた出来事を逃さないために、ブランケット・シティをぐるりと走るブランケット・ドミノ・ラインを1個飛ばしに駅を降りて自分だけの「星型乗車券」を手に入れます。つまり、この本は彼のコラムを私たちが見せてもらっている状態です。
漫画のヒーローが来店する店に題名をつけない小説家、街の記録屋を自称する引き出し屋──「毛布をかぶった街」ブランケット・シティに住む人々はみんな、ブランケットに包まるのが大好きで、心優しくユーモアに富んでいます。
彼らの生活を覗かせてもらうと、こちらまで心豊かになるような気がします。落ち着いてゆっくり読むと、まるでブランケット・シティが本当にあるような気持ちになれる、そんな1冊です。日々の忙しなさを一時忘れて個性的なブランケット・シティの住民たちとの交流をお楽しみください!

次は日本の小説が好きな留学生のNAさんです🙂
よろしくお願いします!

②ANさん

今回私が紹介する本は、『終電の神様』です。
やはり留学生だと、日本語に困ったりすることが多く、どう勉強すればいいのか悩んだりしますよね🥺
私も日本語を長年勉強してきているのにもかかわらず、日本語の文章を早く読むことが出来ずに、散々悩んでいました。
ですが、この小説をはじめとして、少しずつ日本語の速読の練習をしています!

『終電の神様』は、内容も面白いです。初めてタイトルを見た時は、終電に神様でも現れるのかなと思ってしまいそうですが、実は終電のおかげで周囲の人との葛藤や、自身の悩みを解決していく内容になっています!しかも、内容だけ見ると、結構難しいかなと思うかも知れませんが、文章もあまり難しくなく、簡潔なので、留学生の方でも気軽に読めると思います!

留学生のみなさんの中で、もし日文への進学を希望しているけれど、日本語を読んで理解するのが難しいという方がいたら、まずは『終電の神様』を読むことをおすすめします😆

次は殺陣が趣味のMYさんです。よろしくお願いします!

引き続きブックリレーを更新していくのお楽しみに!

(UR)