2013年2月

歴文サロン情報☆ [2013年02月27日(水)]

今週の土曜日(3月2日)、第8回歴文サロンを開催しますhappy02shine

卒業生と在学生が自由に交流出来る機会です。
歴史文化学科・日本文化史学科の卒業生、歴史文化学科の在学生でしたら、
どなたでも自由にご参加いただけますcherryblossom ぜひご参加くださいnotes

最近行った場所のこと、鑑賞した展覧会や演劇のこと、
面白かった本のこと、仕事の様子など、自由に語り合いましょうshine


☆日時:平成25年3月2日(土) 10:00~16:00

★場所:研究館5階 学生ホールschool
出入り自由となっておりますので、お気軽にお立ち寄り下さいwink

今年度最後の歴文サロンとなります!
みなさま、ぜひお越しください(o^^o)heart04

こちらの看板が目印です(^^)!!

新入学生スクーリングをおこないました! [2013年02月26日(火)]

先週末の2月23日、推薦入試で合格し春から本学科に入学する高校生を対象とした「新入学生スクーリング」をおこないました。

新入学生が春からスムースな大学生活をスタートできるようサポートする目的で実施している会です。

第一部では歴文の各先生方からの自己紹介や、事前に提出して頂いた課題に対する講評がおこなわれました。また2~3名ずつに分かれて、各先生の研究室で面談する時間も作りました。私は担当した3名の学生の顔を覚えることができましたぞ。お話し出来て良かったです。

後半からは懇親会です。みなさんからの自己紹介のあと、お菓子を囲んだプチパーティとなりました。

入学までに決めておかねばならない大事なことはたくさんありますし、分からないこともたくさんあるでしょう。

迷う新入生の皆さんのために、4月5日9時から 「上級生なんでも質問大会」が予定されております。(←その名の通り「上級生なんでも質問できる大会」です。まんまやん笑)

ただ、大きな道筋は自分で決めておかないと、なにを質問して良いかも分からないかと思いますので、4月までにしっかり考えて欲しいと思います。さしあたり大事なのは、「どの外国語を履修するのか?」「どの分野の授業を中心に受講していくのか?」そして「どの資格を目指すのか、目指さないのか?」あたりでしょうか。あ、あとサークルに入りたいと思っているならば、新歓の時期である最初の4月がカギだね。

以上、松田忍が真面目にお伝えしました。

浜松通訊(1)~戦争の記憶~ [2013年02月16日(土)]

日本美術史担当の植松勇介です。

小生、静岡県浜松市に住んでいます。昭和女子大学には関東在住の学生が多いため、静岡県や浜松市は縁遠い土地ではないでしょうか。折にふれ、静岡県西部地域の歴史・文化を紹介していきたいと思います。

中日新聞東海本社版 2013年2月14日朝刊30面(掲載了承済)

太平洋戦争末期の昭和20年(1945)7月29日、遠州灘に集結した米英軍の戦艦・巡洋艦から浜松に向けて艦砲射撃が行われました。軍関連の施設や工場が集中していた浜松はそれまでに20回以上の空襲を受けていましたが、艦砲射撃によって市街地の大半が焦土と化しました。

新聞記事にある不発弾はこの時撃ち込まれたものと考えられています。記事によると、不発弾が発見されたのはJR東海浜松工場の敷地内で、自衛隊が海岸へ輸送して爆破処理するようです。輸送ルート周辺では住民約一万人に避難要請が出ており、新幹線も止まります。

不発弾処理はそう珍しいニュースではありません。皆さんも時折耳にしているはず。平和な日本にあって地下から現れる不発弾は否応なく戦争の記憶を呼び起こします。

キャリア対策もバッチリ!メンター制度!! [2013年02月05日(火)]

以前、このブログでも紹介したメンター制度。社会で活躍するステキな女性のみなさんと1対1で濃密にお話をして、人生の指針を得ることができるという制度です。全国にさきがけて昭和女子大ではじまりました。昭和女子大の学生なら誰でも利用することができます。「出版業につとめている、30歳代くらいの人の話を聞きたい」? どんとこい! 「転職して、いろいろな職を経験した人の話を聞いてみたい」? どんとこい! 「経験を積んだ50~60歳代の高校の先生の話を聞きたい」? これまたどんとこい!! 会いたいメンターさんをUP-SHOWAから検索して、本当にいろいろな人に出会うことができます。

歴文でも2年生を中心に、メンター制度の利用学生が急増中です!!

すでにこの制度を利用した学生7~8名に話を聞きましたが、大好評です。希望する業種、職種を考えるのに役だったという声が多いのは当然ですが、山あり谷ありの人生の話を聞いて、感動して号泣したという学生も!?

まだのかたはいそぎ利用しよう!3年生のみなさんも、もう就職活動が始まったいまだからこそ聞いてみたいことがあるんじゃない?企業面接で力強く語るためのいいことばを頂けるかもしれないよ!?業界の内情を知っているといないとで、語る言葉の重みが全くといいほど変わってくるからね!

本学の教育にご協力いただいているメンターのみなさまには、この場を借りて深く感謝いたします。

以上、松田忍がお伝えいたしました。

近現代史ゼミ卒論紹介! [2013年02月05日(火)]

こんにちは、松田忍です。

いよいよ年度末も近づいてきました。学生のみなさんはテストも終わりに近付き、ホッとひといきといったところでしょうか。4年生のみなさんは卒論を提出し、残すところあとわずかの学生生活を堪能なさっているところでしょう。

さて今年も日本近現代史ゼミで提出された卒論を一挙紹介いたしましょう。受験生や下級生のみなさんは、歴文でどんな卒論を書くことができるのだろう?という疑問もおありだと思いますので、参考になさって下さいね!!

近現代史の論文は9本だったのですが、時代はきれいにばらけましたねぇ。

「相馬藩の報徳仕法における富田高慶の役割 ―成田・坪田村を中心に―」

「江戸来訪者の行動に関する一考察 ―弘化・嘉永期の訴訟人を事例に―」

↑ まずは江戸時代を扱った卒論が2本。借金にまみれて困窮した農村の再建策を検討した論文(二宮尊徳ってご存じですか?富田高慶というのは尊徳の弟子です)1本と、江戸にでてきて裁判をおこなった人物の日記を翻刻した上で子細に検討して、当時の裁判に不可欠であったコネ(裏工作!)の実態を明確にしたとても手堅い1本でした。

「第二次長州征討について ―小倉口の戦いを中心に―」

「北越戊辰戦争における軍事編制について」

↑ そして幕末が2本。1本目は第二次長州征討の戦記としてまとめた卒論です。もう1本は戊辰戦争における新政府軍と旧幕府軍のキルレート(戦死者割合)を戦死者リストからはじき出して分析するなどして、優れた新政府軍によって「駆逐」される劣った旧幕府軍という通俗的な理解に対する批判に挑戦しました。

「福島事件 ―会津三方道路―」

↑ 明治時代は1本でした。教科書でもおなじみの福島事件、その前史となる会津三方道路建設をめぐる資金の負担割合などを検討した卒論です。

「ロンドン海軍軍縮条約期における枢密院の政治的位置について」

「日独伊三国同盟から見る外交手腕― 一九四〇年における締結過程に焦点をあてて―」

↑ やはり昭和戦前期の外交というのは多くの学生の興味を引くようで、各学年に1人はテーマに選ぶ学生がいますね。今年は2本提出されました。1本目は、枢密院の役割が時代を追うごとにどのように変化したのかに気を配りながら、ロンドン海軍軍縮会議時点での条約批准手続きを子細に検討した論文です。枢密院の委員会の下審査史料にみられる非常にテクニカルな議論まで踏み込んだのが新しいところでした。2本目は日独伊三国軍事同盟が結ばれる際の、日本側の情勢分析とドイツ側の情勢分析を地道に明らかにした論文です。

「太平洋戦争における特別攻撃隊について」

↑戦時期も1本ありましたよ。いわゆる特攻が戦時期の新聞においてどのように扱われていたか、などを分析した卒論です。「戦時期の新聞なんて情報統制されていて、軍に都合の良いことしか書いてないからつまんなーい!」なんて声が聞こえてきそうですが、そんなことは全然ないんです!というかそういうことは実際に読んでから言って下さい笑!開戦直後、中盤、終戦直前、そして戦後直後において、新聞で特攻隊を取り上げるときのキー・ワードが微妙にズレていく、そのズレを注意深く読み取って、なぜそのズレが生じたのか、が検討されました。

「1970年代以降における埼玉県大宮の都市形成について」

↑ そして戦後が1本。松田は現在戦後史を研究していますので、戦後をテーマに選んでくれる学生がいると嬉しいですねぇ!タイトルはあっさりしていますが、中身は濃密な論文でした。大宮駅の駅前商店街をつぶして再開発ビルを建てる計画が持ち上がった時に、商店街の人がもともと持っていた土地や建物の権利を、再開発ビルの権利に変換して、商店街の人たちがビルに入れるようにするんですよね。その権利変換の計算式を細かく細かく分析して、計画を推し進めるために地元からの賛同を得ようとする行政側の作為が再開発計画にこめられていたことを明らかにした論文です。渋いです。

みんなの卒論を読んでいて思ったことは、日本史でいい卒論を書く際には、史料と心中する覚悟をおぬしはもっているのか!?ってことがとても大事だということでした。良い史料ほど、なかなか底を見せてくれません。全体像をみせてくれません。そこで「うーん、よく分からないから分かりやすい史料で手軽にまとめようかな」と逃げちゃったらダメ!「史料のなかにある謎が考えても考えても解けない」、そうしているうちに卒論の提出日が近づいてくる。焦る。それでも最後の一日まで粘り抜いて考え抜いた卒論、やっぱりそれは読みごたえのあるモノになるんですよね。

そして卒論の執筆過程で学生の思考力や分析力は大きく成長します。

そして卒論の執筆過程で学生の思考力や分析力は大きく成長します。

大事なので2回言いました笑

ん?どういうことかよく分からない?近現代史ゼミに来て下さい 😈

ではでは。