津波避難訓練@望秀海浜学寮(11/14)

望秀海浜学寮は、房総館山の鏡ヶ浦の海岸近くにあるため、津波発生の可能性がある場合には、津波到達予想までの時間的余裕の有無により、寮の屋上または近くの高台へ避難するように防災マニュアルで決められています。高台の避難場所は、那古寺または健人館(地元農家でとれた野菜や果物を売っている市場)です。心理学科の学寮研修では、全員で図上訓練を行ない、避難ルートを地図と写真で確認したあと、代表学生が教職員とともに避難ルートと避難場所の実地確認を行ないました。

↑ これは、図上訓練で示された避難ルートの図(左)と写真(右)です。

↑ 上の写真は図上訓練で示された避難ルートを示す写真です。

南玄関前に集合してから、寮の敷地と海岸の位置関係を確認しておくため、海岸へ向かいました。

海と学寮の位置関係を確認してから北玄関を出て、那古寺までの避難訓練を開始しました。地震の場合には停電が想定されるため夜間の避難時には懐中電灯が必須です。訓練でも各自が寮室備え付けの懐中電灯を持参しています。

だんだん日が暮れて暗くなってきています。もう少しで那古寺です。夕方の避難ルートは、自動車の通行量が意外に多いことがわかりました。津波警報発令時にも自動車の通行が多くなることが予想できます。学寮を出発してから歩いて20分で避難場所の「那古寺駐車場」に到着しましたが、すっかり日が暮れて夜間訓練のようになりました。

さらに20分後に学寮に戻り、デブリーフィングをしました。津波警報が発令された場合には教職員と現地確認をしている代表学生のリードで学生全員が避難することになります。

文責:清水 裕