2016年度 方法論「心理査定法実習」

こんにちは。心理学科3年の此川です。
今日は「心理査定法実習」の授業についてご紹介します。

この授業では、個別式知能検査のほか、質問紙法、投映法などの臨床場面で用いる代表的なパーソナリティテストを実施し、レポートとしてまとめる作業を通して、心理査定について体験的に学びます。また、結果レポートをまとめることを通して、自己理解を深めていきます。

実際にWAIS-Ⅲ(知能テスト)、MMPI(質問紙法)、K-SCT(投映法)、P-Fスタディ(投映法)を実施し、毎回レポートを作成しました。提出したレポートは先生が添削して下さり、レポートの書き方と共に結果の解釈方法について復習します。投映法のロールシャッハテストとTATについては体験実習を行いました。

私はレポートに結果をまとめる過程で、自分自身が知らなかった新しい自分について知ることができたり、改めて自分のパーソナリティについて気づいたりすることができました。普通の心理テストとは異なるので、学べることがたくさんあります。毎回楽しみながら授業を受け、レポートを書いています。

1月21日の授業では、「雨の中の私」をテーマに描画法検査の実習を行いました。
同じテーマで絵を描いても、人によって様々な絵が完成するので面白いです。また描いた絵からパーソナリティを理解するというのも興味深いですよね。

 

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心理査定法実習の授業で学んだことや発見した自分のパーソナリティを、今後の学生生活や就職活動に活かしていきたいと思います!!

(3年 此川)