今年度のオープンキャンパスでは,学生スタッフへの相談の中で「ゼミの雰囲気を教えてください」などゼミに関する質問が多く寄せられています💨
そこで,ゼミ所属が2年目となる4年生に記事を依頼し,「ゼミ紹介」シリーズを始めています😊
前回,発達心理学が専門の松澤 正子先生のゼミをご紹介しました。
▶松澤ゼミ(4年次)紹介~研究テーマが決められない?このゼミならなんでもできます!~
今回は,社会心理学が専門の藤島 喜嗣先生のゼミをご紹介致します。
A1:3年前期は社会心理学についてまずは課題の書籍を読みます。そして、疑問に思ったことや感想を各自でまとめ、ゼミの時間に先生やゼミ生からコメントをもらいます。このようなやり取りを通じて、社会心理学の理論や研究法の基礎を学びました。
3年後期からは卒業論文で調べたいテーマやそのテーマについての先行研究(過去に行われた研究)に関する論文を各自で調べて発表します。そして、コメントをもらいながら卒業論文計画をブラッシュアップしていきます。同じゼミには自分とテーマが似ている学生だけでなく、全く異なるテーマの学生もいます。
似たテーマの発表からは自分が見落としていた先行研究に気がつくこともあります。また、異なるテーマの発表からも自分のテーマで活用できそうな研究方法を学べることもあります。このように、ゼミのメンバー同士で互いに学び合いながら、それぞれの計画を進めていきます。
A2:常にしっかりしていてどんな疑問にも答えてくれる、とても頼れる先生です。
しかし、ただ堅いだけの先生というわけではありません。冗談を言ったり、ゼミ生の熱がこもった好きなもの語りに応じて盛り上がるあまり話が脱線してしまったりとお茶目な一面もあります😁
ゼミに所属するまでは、正直なんとなく話しかけづらい先生なのかと感じていました。ですが、実際にはとても話しやすく、卒業論文の執筆は大変ですがゼミの時間は毎週の楽しみになっています。
A3:心理学を学んでいくと、授業で学んだ現象が日常生活のさまざまな場面で生じていることに気がつくことができます。
それだけでなく、例えば人との関わりにおいて学んだテクニックをうまく利用できるようになったり、あるいは「こんなことも研究されて名前がつけられているのか!」という驚きがあったりと、想像以上に日常生活に根付いた面白い学問です。
カウンセラーのような「the 心理学」な職業だけでなく、一般企業でも、もちろん日常生活を送るだけでも生かせる知識を学ぶことのできる心理学科で4年間過ごしてみるのはいかがでしょうか?
(藤島ゼミ 4A 本沢)