今日は行学における討論会の様子をご紹介します。
討論会の担当となった家は、事前に、興味本位ではなく、社会性のあるテーマを選び、考え方を大きく二分するようなテーマを設定します。当日は、担当の家の人たちが司会をし、クラスのメンバーがその二手に分かれ、討論します。思いつきや感情で発言するのでなく、事前に資料や情報を集め、分析し、論理的に相手を説得することを目的として行います。
今回は、『増税』と『人命とテロリスト排除』というテーマで行いました。
行学実施の直前の週末にクラスのみんなが情報収集し、意見をまとめられるよう担当の家から下のようなプリントが配られました。
当日は、最初に担当の家から基礎知識の確認が行われ、みんなからあがった意見を黒板にまとめました。
事前に基礎知識を得、意見をまとめる時間があったため、さまざまな意見があがりました。最後には担当の家から補足説明がありました。普段の教科の勉強では『答えが一つ』に定まるものがほとんどですが、今回の討論を通して、妥協点を見出して行くことの難しさを学ぶ機会をもてました。