研修旅行もいよいよ最終日を迎えました。
風は冷たいものの冬晴れの今日は、まず嵐山嵯峨野へ足を延ばしました。
渡月橋を眺めて、竹林の小径を通り、野宮神社、向井去来の別荘であった落柿舎を訪ね、源氏物語や俳諧の世界に触れました。
龍安寺では、心静かに枯山水の石庭を鑑賞し、
金閣寺と銀閣寺では、歴史的建造物のおもむきの違いを比べることができました。
最後の見学地、清水寺では、舞台の高さに息を呑みながら、名残惜しく京都の街並みを眺めました。
お出迎えの方々が待つ東京駅に到着し、3泊4日の旅をつつがなく終えられたことを報告し、
最後に、お世話になった添乗員さんに手作りのお礼のカードをお渡ししました。
この研修旅行は、一人ひとりが、戦争の記憶をたどり、日本文化への関心を深めることができた4日間となりました。