今日は、朝から大雨となり館山ウォークは中止になりました。
バスの車窓からウォーキングルートを眺めながら赤山地下壕まで移動をし、ガイドさんのお話を伺いました。
地下壕内に入ると発電所や電信室、病室などの跡があり、丁寧で工夫のある作りになっていました。
全長約1.6キロメートルをツルハシ1つで掘り続けていった跡をはっきりと見ることができました。
この作業には自分たちと同じくらいの年齢の青年が遠くから連れてこられ労働させられていたことを知り、
心を痛めている生徒もいました。
また、地層の重なりや断層の様子も近くで見ることもでき、興味深く観察していました。
地下壕内 ツルハシの跡 断層の跡
地下壕内の様子 アメリカ軍が残したと思われる文字
寮に戻ってからは、クラスごとに見学のまとめを行いました。
昨日の講演会、今日の赤山地下壕の訪問を通して平和とは何か、
自分に何ができるかを深く考える機会になりました。
明日は、SGHの活動や未来設計プログラムがあり、いよいよ高校生としての活動
が本格的に始まります。