4年生選択制研修旅行マレーシアコース 2日目

昨日は夜にマレーシアに到着しましたので、今日が実質的な1日目になります。

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最初に、クアラルンプールからバスで1時間ほど南にあるプトラジャヤに行きました。

プトラジャヤはマレーシアの首都機能をまとめて移転させた新しい都市です。

マレーシアの国教であるイスラム教の寺院であるプトラモスクや首相官邸、各種官庁などを外から見学し

プトラジャヤ農業公園では、公園のガイドさんに色々な樹木の説明をしていただきました。

プランテーションとしてマレーシアの産業を支えているパームヤシの実物を見たり、

ゴムの木から樹液を採取し、天然ゴムができる過程を一緒に体験させていただきました。

その後クアラルンプール市内に戻り、国立モスクでは全員がガウンを身にまとい

女性が肌を露出してはいけないというムスリムの装束で、イスラム教について学びました。

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次に行った国立王宮では9つの州の王様が、5年ごとに交代で国王になる話を聞き

衛兵の交代の場面を目撃したり、衛兵さんと一緒に記念撮影をする生徒もみられました。

国家記念碑では英国領から独立した記念碑の前で記念撮影をし、マレーシアの歴史を学びました。

今回、海外で活躍する日本人女性のお話を伺う企画では、マレーシアで日本語を教える

A TO Z Language Centerを経営する西尾亜希子さんをお招きし、飲茶の昼食をご一緒させていただきました。西尾さんからはマレーシアで働くことになったきっかけやご苦労、そして喜びなどを話していただき、生徒からの質問にたくさん答えていただきました。

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午後は、インド以外では最大のヒンドゥー教の聖地といわれるバトゥ洞窟に行き、

仏教やイスラム教と異なった宗教に触れることができました。

最後に、繁華街にあるベルジャヤタイムズスクエアという巨大なショッピングモールで

現地の大学生と交流をしながらお買い物を楽しむB&Sプログラムがありました。

3グループに分け、それぞれに1名の大学生がついてモール内をお話ししながら散策しました。

マレーシアは英国領であったこともあり、英語が第2公用語として多くの人々に使われています。

国語であるマレー語とそれぞれの民族の言語と英語を使いこなすトリリンガルが普通です。

スチームボート(マレー式寄せ鍋)の名店として有名な客家飯店で楽しく夕食をいただき盛りだくさんの1日が終了しました。

今日は、マレーシアの歴史や多様な民族・宗教が仲良く共存している独特な文化を学ぶことができました。

明日は、6時出発で自然の宝庫であるボルネオ島に向かいます。