今朝は雨天のため、室内での朝の集いを行いました。
望秀学寮に込められた願いについてのお話しを伺い、昭和学園が大切にしている学寮の意義と、
建物のデザインや、展示物の意味などを改めて知る機会になりました。
小雨でしたが、館山ウォークを実施することになり、
雨具を用意していよいよ出発しました。
カモメが波に戯れる海辺の眺めや、浜ひるがおの花と潮風を楽しみながら進みました。
ガイドさんのご案内で、赤山地下壕内を見学しました。
ひんやりとした空気を感じながら壕内の通路を進み、
発電所跡や病室、電信室の跡を教えていただきました。
縞模様の壁面から地層がはっきりわかり、教科書などでみる断層がすぐ間近に観察できました。
一方で、1.6キロメートルもの距離をツルハシのみで掘りすすめ地下壕を作り上げた
戦時中の人々のお話しを伺い、その方たちの声なき声を感じました。
寮に戻ってから、クラスごとに見学のまとめを行いました。
昨日教えていただいたことと、今日の赤山地下壕でのフィールドワークをもとに、
戦争と平和とは何か、私たちは平和を維持するにはどのようにすべきかを
考える機会になりました。