望秀学寮第6弾 海岸でゴミ拾いをしました

こんにちは、3年T.H.です。

 

5月18日、マザー牧場から帰還した私たちは、海岸のごみを拾うというミッションを課せられた。制限時間は50分。11グループ、総勢154名。のちに熾烈な争いが繰り広げられるとは知る由もなかった…。

 

開始5分。私たちは海岸散策という名目のもと、細々とした色とりどりのプラスチックごみを拾い集めながら、南へと向かっていく。

 

開始15分、砂浜の景色に一瞥をくれた。視線の先には、巨大な岩のようなものが。

近づいていくと、廃網であることに気付いた。漁業に用いる網が打ち上げられたようだ。波打ち際からどうにか引っ張り上げ、やっとの思いで砂浜へと横たえる。

全長1.5m…大型犬くらいの大きさだ。全てを寮に持っていくことは難しいと判断した私たちは、4分の1程度を千切って持ち帰ることにした。

いち早く海岸から戻った私たちは、海辺の景色を楽しむことにした。

しかし終了10分前。他のグループが、パンパンに詰まった45ℓのごみ袋を2つ抱えて戻ってくる姿が見えた。

「あの網を全部持ってくるしかない!」私たちは覚悟を決め、およそ30kgもの廃網を担いで運んだ。間に合った…結果は優勝。今思えば、あのとき心が一つになった瞬間であったように思う。

 

〈表彰後の写真〉

調べてみれば、海洋ごみの分類のうち、ゴーストネットというらしい。海の中をただよう姿を想像してみれば、まさに幽霊と表すに相応しい。

微生物に分解されないゴーストネットは、海洋中の生物を巻き込んで、またその死骸を餌とする新たな生物を引き寄せる、というゴーストフィッシングを誘引してしまう。

私たちの負けず嫌いな性向が、結果的に環境問題を考えるきっかけになった。

11グループすべてのごみをまとめると、リヤカー2台を埋め尽くすほどの量になった。

学寮長の松川さんに感謝のお言葉を頂いたこともあり、当たり前のように海岸にごみが落ちていることに疑問を持つべきだと感じた。

この経験を通じて、今後ごみのポイ捨てをすることはないと心に誓った。