こんにちは!福祉社会学科教員の伊藤です。1月14日(木)の午後、2年前に卒業したM.Aさんが訪ねて来てくれました(^▽^)
M.Aさんは現在、世田谷区内の認可保育園で保育士さんをしています。
M.Aさんと言えば、在学時代から何事にも積極的で、社会事業大学の人と一緒に内閣府のソーシャルビジネス・コンテストに応募したり、全国保育士養成協議会で研究発表をしたり…と、何かと印象深い人でした。
今回は大学時代からずーっと心に抱いている”地域に子育て支援の拠点をつくる”という「起業」の夢を実現するための予備情報の収集を兼ねて、保育実習担当の天野先生とゼミの指導教員の月田先生に会いに来たとのことで、伊藤もちょっとだけ(いや、かなり長い時間だったか?!)同席させていただきました。
M.Aさんによると、現在勤務されている保育園は子どもの主体性を尊重した柔軟な保育を行っており、保育士として密度濃い充実した時間を送っているということですが、お子さんたちに手厚い保育をしているがゆえに、保育士一人ひとりが体験した事例をきちんと掘り下げて次の実践に活かしていくようなまとまった時間を取ることが難しい面もあるとのこと。
そこで園長先生に「勉強会を立ち上げたい!」と提案したところ承認していただき、これからまさにそれが動き始めるところなのだそうです。「学生時代に行った北欧福祉研修で得たインスピレーションを形にしていきたいんですよね(*^^*)」とM.Aさん。
信念をもって提案していくM.Aさんも素敵だし、若手の意見を柔軟に組み入れてくれる職場も素敵ですよね。
子どもとのかかわりや保護者との連絡調整というコアな部分を押さえつつ、常に「視野を拡げよう」「考察を深めよう」とがんばっているM.Aさんの姿を見て、とても嬉しく思いました。
そのうちに学内学会や世田谷福祉区民学会で実践報告してもらえるといいな~♪
いまの園で貴重な経験をたくさん積ませてもらって、力をしっかり蓄えて、いつか起業の夢がかなうといいですね。頑張れ、M.Aさん!