ワイワイトーク✌

昭和女子大学は、キャリア支援が充実しています。大学全体での取り組みはもちろんですが、学科でも毎年工夫された取り組みが行われています。
6月23日(土)、福祉社会学科では、例年行われている卒業生の話を聞く会とともに、それに引き続いて、職場プロジェクト主催の「ワイワイトーク」が開催されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この「職場プロジェクト」は、平成30年度に福祉社会学科が「女子大学生から見た保健・医療・福祉の働きやすい職場の現状と指標研究」というテーマで実施しているプロジェクトの通称で、学科の有志の学生(実行委員会)が中心になって行っている活動です。

今回は、実行委員もまだ福祉等の職場についての理解が不十分であるということから、全国社会福祉協議会の中央人材福祉センターの内田ひかりさんをお招きして、福祉の職場や就職について、ワイワイとトークしながら、理解を深めようという企画を立てました。

当日は、内田さんのほか、学科の卒業生(2名)も加わり、実行委員会のメンバーを中心に、とても充実した会となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特に、福祉の仕事の現状からは、「3K」などと言われることがありますが、実際はそうではなく、イメージが先行しているということがよくわかりました。また、民間企業に勤務している卒業生からは、「卒業して5年たち、このままこの仕事を10年、20年と続けていくのかと思ったときに、やはり福祉の仕事に戻りたいという気持ちが出てきた」というように、自分のキャリア形成の原点に立ち返る発言等もありました。

そうしたいろいろなお話や内田さんから頂いたたくさんの資料から、「福祉人材センターの方と先輩方に来ていただき、…とても有意義な時間になったと思います。いただいた資料も参考になることが多く、4年生まで保存しておきたいと思います。」「日ごろ不安に思ってはいるけれど恥ずかしくて質問できないことも、気軽に質問できたので参加してよかったです。」「1年生ではまだ就職のことや、キャリアのことはあまり想像できなかったのですが、…将来のビジョンが少しだけ組み立てられた気がしました。」「大学生のうちにやっておいたほうが良いこと、就職に役立つ情報をお話してくださり、とても参考になりました。」「わかりやすい資料や…自分にとって参考になる資料を多くもらえたことが、よかったです。先輩方のお話からは、自分もこれから頑張ろうと思わせていただきました。」「お得情報がたくさんもらえてよかったと感じました。少人数だったため、気軽に質問することができてよかったです。」などなどの感想が学生からありました。

福祉の職場は、知られているようで知られていなことがまだたくさんあるようです。また、間違って理解されている部分もあるようです。これからも、職場プロジェクトの実行委員会のメンバー(学生)が中心になって、福祉と保健・医療の職場の魅力と働きやすい職場について発信ができればと思います。

(北本佳子)