「就職サロン」(児童分野)

10月28日(水)に、お昼休みの時間を利用し、福祉社会学科初の試みとなる「オンライン就職サロン」を開催しました。登壇者に、現在東京育成園 フォスターホームサポートセンターともがきで、里親リクルータとしてご活躍されている沖野広香さんをお招きしました!沖野さんは、福祉社会学科の卒業生でもあります。

また、オンライン就職サロン開催にあたり、何でも相談会というコンセプトを運営に反映させるため、参加学生を対象に、事前アンケートを募集いたしました。具体的な内容としては、学生時代の就職活動に関することが4つ、現在のお仕事に関する質問を3つ集計として集めることが出来ました。

①具体的にどのように就職活動を行いましたか。

②どこに仕事のやりがいを感じますか。

③就職に関連したボランティア等は行いましたか。

④福利厚生という観点からの、給料の手当について。

⑤一番悩んだり、難しいと感じたケース。

⑥民間企業に就職する選択肢は考えていましたか?

➆保育士の資格を持っていなくても業務に支障は生じないのか。

⑧就職先の決め手はなにか。

当日の流れとしては、まず沖野さんに自己紹介をして頂いたのちに、事前アンケートの内容を司会者の方で質問させて頂き、その後チャット形式で質問を募集するという形式をとりました。

沖野さんのお話からは、ボランティア活動や実習での経験を経て、今の施設との出会いがあったというお話でした。入職をされてからも、学生時代の活動を通して子どもとの関係性がある程度できた状態というのは、仕事をする上でプラスになったというお話に、実行委員である私も、納得しました。

また、仕事のやりがいや悩み・難しいと感じたケースのお話しでは、個人情報に配慮したうえで、実際のお仕事内容について伺う事が出来ました。事後アンケートでは、「以前から児童養護施設には関心があった。しかしながら、実際にお話を聞く機会というのはなかったので、具体的なエピソードが聞けて、自分のキャリアプランが明確になった!」という参加者からの声が多く寄せられました。就職サロンに関する満足度として、良かったが83.3%、非常に良かった16.7%という数字にも表れているように、エピソードを通して本音を伺う事が出来たことが大きかったのではないかと思います。

事後アンケートからは、運営に対する意見として、「大学での参加をする場合、音が聞こえにくかったので、チャット対応が良かった。」「ZOOMでの参加という事で、気軽に参加しやすかった。」などオンラインでの運営に対する高評価を頂きました。

今回の就職サロンは、普段座学が中心となっている私たち学生にとって、現場の方のお話を、気軽にうかがえるという貴重な経験になりました!アンケートの意見も活かしながら、次回以降の就職サロンに繋げたいと思います。

(就職サロン実行委員:荒木実桜・松田美月)