✈北欧福祉研修8日目✈
【2026年9月1日】
午前中は、フィンランド「元受刑者と家族支援組織RETS」を視察させていただきました。ここでは、元受刑者や犯罪歴のある人、その家族や子どもたち等を対象に支援を行っています。視察中には、実際に支援を受けている方々が楽しそうにビリヤードをしている様子を見ることができました。また、犯罪に手を染めてしまった経験から更生し、今度は自分の経験を活かして支援する側になると話してくださった方がいました。施設の方との信頼関係も築かれており、友達のように接する温かい雰囲気からも、孤立せず安心して人と関わりながら社会とのつながりを持てる場所があることが、支援していく上で大切なのだと感じました。

お昼は、障害者就業訓練カフェIPIで昼食をとりました。実際にそこで働いているダウン症の方からお話を伺い、12年間このカフェで働いていることや、お客様と接することができるレジの仕事が好きだと教えていただきました。楽しそうに働く姿が印象的でした。お料理もとてもおいしかったです。

午後は、社会保健省で男女平等局から講義を受けました。特に印象に残ったのは、女性だけでなく男性の不平等が問題と考えられていることです。職場や教育の場等での性差別について法律で禁じられていること、両親ともに取得できる育休が制度化されていることから、男女平等の実現のためには、意識だけでなく制度やルールが大切なのだと感じました。また、研修を通して、リーダー的な立場や講義をしてくださった方など、女性が活躍する場面を多く見かけたことも、日本との違いとして印象に残りました。
この日はフィンランドで食べる最後の夕食でした。カレリア地方料理店「Konstan Mojla」でビュッフェ形式の伝統料理をいただきました。店内がとてもおしゃれで、店員さんが日本語でお店や料理について説明してくださいました。みんなで楽しく話をしながら、素敵な時間を過ごすことができました。
✈北欧福祉研修9日目✈
【2026年9月2日】
今日は16:00まで自由行動でした。
午前中は、ヘルシンキ中央駅に行き、ムーミンのお土産が売られているムーミンショップでお買い物をしました。
午後は、散歩をしながら、お土産屋さんや雑貨店をゆっくり回りました。
そして、フィンランド最後のご飯に、北欧ならではのサーモンスープやスモークサーモンのピザを食べました。

16:30頃には空港に到着し、18:30発の飛行機で羽田に向けて離陸しました。
✈北欧福祉研修まとめ✈
7泊10日の北欧福祉研修を振り返るとあっという間に感じました。
スウェーデンとフィンランドを訪れ、高福祉国家として知られる北欧の福祉を実際に見て、日本とは異なる視点や考え方を学ぶことができました。特に印象に残ったのは、一度決めた制度や仕組みでも、上手くいかなければ柔軟に見直していく姿勢です。
また、スウェーデンの森のムッレ就学前学校では-15℃を下回らない限り外でお昼寝をすると聞き、風邪を引いてしまうのではないかと思いましたが、「感染症が流行していても、外にいることで換気の面から感染リスクを抑えられる」という説明を聞き、物事を違った角度から捉えることの大切さを実感しました。
さらに、フィンランドではジェンダーレストイレがあり、性別にとらわれず誰もが過ごしやすい環境の工夫が公共の場にも取り入れられていました。このように、支援を必要とする人だけに限らず、誰もがよりよく暮らすための福祉が身近にあることが印象的でした。



最後に、北欧福祉研修では学びに加え、北欧ならではの美しい街並みや景色を楽しむことができ、思い出に残る時間になりました。このような貴重な機会をいただき、視察先の皆様、研修を支えてくださった先生方や添乗員さん、一緒に研修に参加した友人全員に感謝しています。本当にありがとうございました!