8/2【図書館学課程】~夏の国立国会図書館見学

本学科図書館学課程の図書館見学第2弾が、8月4日(金)に実施されました。この度の場所は、永田町にある国立国会図書館です。司書科目を履修中の学生13名が参加しました。
国立国会図書館では納本制度により国内の出版物を網羅的に収集し、蔵書は1000万冊を超えています。国会・国会議員、行政・司法各部門、日本国民をサービスの対象としています。
まず初めに国会図書館の概要を知るために広報用のビデオを視聴しました。このビデオは「国立国会図書館公式チャンネル」として、YouTubeで見ることができます。

https://www.youtube.com/channel/UCHpDnv60i1LxOszXgBSE7DA

そして、いよいよ見学です!次の順序で見学させていただきました。
①本館入口 利用者登録制度についての説明
②本館書庫に関する説明 本館複写カウンター
③人文総合情報室 科学技術・経済情報室
④新館入退館カウンター辺りから 新聞閲覧室・議会官庁閲覧室・音楽・映像資料室
⑤新館複写カウンター 気送管(エアシューター)・気送紙の説明
⑥新館書庫 光庭 マイクロフィルム・マイクロリーダー・マイクロフィッシュの説明

新館書庫に入る際には、シューズカバーをしました。その理由は、新館書庫に、チリ・ホコリを入れないためです。

国会1
シューズカバーをはめました。

新館書庫には、光庭が設けられていました。当館は地上4階、地下8階建てであるため、 地下最下層まで外光が届くように配慮されているのです。

国会2
地下8階から上を見てみました!
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光庭の説明を受けながら・・・全員がシューズカバーをはめています。

光庭では、唯一写真を撮ることが許されましたので、見学者全員で記念写真を撮りました。

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新館書庫のメリットとして、次の二つを知ることができました。
①外気の影響を受けにくく、一定の温度と湿度を保つのによい(常時、気温22度 湿度55%)。
②地震に強い。
東日本大震災の際、本館では180万冊の本が書棚から落ちたそうですが、新館では1冊も落ちなかったそうです。

約2時間の見学でしたが、時間が経つのを忘れるほど充実したひと時でした。

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