2年生・学寮研修のご報告(望秀編・3日目)

こんにちは!現代教養学科です。今回は千葉県館山市にある望秀海浜学寮での、2年生学寮研修の3日目(10月18日)の模様をご報告します。

1日目、2日目と雨が続いていましたが3日目の朝は晴れて外で朝の集いを行うことができました。

午前中のスピーチプログラムでは、夏休みに課題文献として読んでいた目取真俊さんの小説『水滴』について、一人ひとりがテーマを決めて発表を行いました。この作品は第二次世界大戦時の沖縄戦を生き延びた主人公の過去と現在が交錯する芥川賞受賞小説です。

自分なりに問題提起と解釈をするだけでなく、本文の中からそれらの根拠を探していきます。そうして作り上げた内容をみんなの前で分かりやすく発表することを通して、論理的思考力を鍛えることができました。また、発表会では現代教養学科らしい幅広い視点からの個性的な発表をたくさん聴くことができました。

昼食後には学寮研修恒例の労作・奉仕活動を行いました。2年生が2つのクラスに分かれて、一方は安房特別支援学校のグラウンド整備、もう一方は学寮入口付近にある花壇の整備という仕事に、みな責任を持って取り組みました。

労作後には自由時間がありました。望秀海浜学寮はその名の通り海に面しているため、みんなで海の近くまで遊びに行くこともできました。

夕食には鍋が出ました。同じ鍋をつつくことで友だちどうし、さらに仲良くなれた気がします!

学寮研修も残すところあと1日。「進花」という学寮全体の目標を達成できるよう頑張ります!

(M.N)