「地域社会の活性化(農村)」最終授業

前期最終授業は毎年受講生から「楽しみ!」と期待される授業内容です。

お漬物を中心にした農産物を試食し、講義で学んだ地域活性化の取組みである六次産業化や

直売所・道の駅などで、地域特産物として開発、販売されている食べ物を実際に食します。

試食しながらシートに材料名や産地、味付けなどについて記入していきます。

材料が何であるかわからない、口に合う漬物がある一方で、初めて口にしてびっくりした等々、

食べ物を通して農山村地域の取り組みをあらためて考えます。

最後にご飯を試食して、銘柄を当てるクイズは何人かの学生が見事に的中しました。「こしひかり」でした。

日本の食料自給率約4割の現状や農山村地域の状況、課題と将来について学び・考えてきましたが、

授業が終わったら「終わり(忘れてしまう)」ことなく、日々の食事を通じて農山村地域や農業、

日本の食糧事情について時々考えて欲しいと思います。(担当:瀬沼)