【学寮研修レポート 1年生】 他学年と合同で行動することで協調性を育むことができました。

*昭和女子大学現代教養学科では、1・3年生合同、2年生のそれぞれで東明学林/望秀海浜学寮という大学の学寮施設を訪れる研修を行います。本記事は1年生の記事です!


こんにちは、CLA Reporters & Magazine 1年の島崎、石井、酒井です!

10月17日(火)から19日(木)の3日間、神奈川県の東明学林へ行き、学寮研修を行いました。私達現代教養学科の1年生は、3年生と合同で行動します。
学寮研修とは、集団生活の中において、協調性やコミュニケーション能力を高めることを目的とした、昭和女子大学ならではのカリキュラムです。昨今の新型コロナウイルス感染対策により、宿泊を伴う学寮研修の実施は4年ぶりとなります。今回学寮に参加した学生は誰も宿泊したことがなかったため、不安がありつつも新鮮な気持ちで臨みました。

1日目の最初に行ったのは、美術館でのフィールドワークです。3つの班に別れ、箱根ガラスの森美術館、ポーラ美術館、箱根美術館を訪れました。どこも多くの人から愛され続けている美術館です。
私の班は、箱根ガラスの森美術館を訪れました。ガラスで作られたトンネル、通称「光の回廊」を抜け、様々なガラスと植物の展示を見ることができました。特に秋限定で展示される、ススキとガラスの展示物「クリスタル・ススキのガラス」は、計3万粒のガラスが太陽光に反射し、とても綺麗な光景でした。他の学生も、それぞれお気に入りの作品を見つけたりして美術館を楽しんでいました。
また2日目のプログラムには、美術館で学んだことをプレゼンテーションする機会があります。学生はそのことも考えながら鑑賞していました。

美術館を鑑賞した後、バスの中でお弁当を食べて東明学林へ向かいました。東明学林は山の中にある建物で、テラスに出ると富士山が見えたり、夜には星が見えたりと、キャンパスでは味わえないような景色を楽しむことができました。
夕食を食べた後はお風呂に入り、各自思い思いの時間を過ごしました。(島崎)

2日目は朝食後に1、3年生全員で農園へ。担当者の方によるお話の後に全員で揃って畑の中に入り、さつまいも掘りを体験しました。長い根を張ったさつまいもを掘り起こすことは想像以上に大変な作業でしたが、大きなさつまいもを収穫できた喜びもあり、貴重な労作体験となりました。
労作体験の後は、1、3年生合同のレクリエーション大会が行われました。1、3年生がグループになり「東名学林クイズ」や「学科クイズ」、「先生クイズ」に挑戦し、学寮委員の目に留まった回答は全体で共有をしました。問題数を重ねていくうちに盛り上がりを見せ、予想外の回答や先生方の知らない一面がクイズで明らかになっていったことで、学生たちの笑顔が多く見られました。途中には大喜利のような回答もあり、笑いあり、発見ありな楽しい時間を過ごすことが出来ました。(石井)

クイズ大会終了後は、1日目に訪れた3つの美術館についてのプレゼンテーションを行いました。訪れた美術館について、クイズ大会と同様のメンバーで発表の準備を行います。限られた時間の中での準備でしたが、それぞれのグループが工夫を凝らした発表をすることができました。

3日目には清掃と閉寮式が行われました。
清掃では、清掃係を中心に各部屋のメンバーで割り振られた場所の清掃を行います。それぞれの場所にあるマニュアルに沿って、分担しながらスムーズに清掃を行うことができました。先生方の最終確認も入り、責任感をもって清掃に取り組むことができました。

閉寮式は開寮式と同様に学寮委員が主体となって職員の皆さまへのご挨拶をして、東明学林をあとにしました。

こうして、2023年度の現代教養学科1・3年生による2泊3日の学寮研修が終了しました。同学年はもちろんのこと、学年の壁を越えた繋がりが出来たと感じます。

学寮研修の企画・運営を行い、学生たちを先導してくれた学寮委員の皆さん、そして準備をしてくださった学寮の職員の皆さま、また旅行会社やバス会社の皆さまに感謝を申し上げます。今回の学寮研修で得た経験を、今後の学生生活に活かしていければと思います。

改めまして、今年度の学寮研修に関わってくださった皆さま、本当にありがとうございました!(酒井)