歴史
- 2017年11月17日
この像は何を意味しているのでしょう
建畠覚造は1919年に東京に生まれ、日本の彫刻界では「抽象表現のパイオニア」といわれる人で、父親は同じように彫刻家の建畠大夢。長男として生まれ、東京美術学校彫刻科を卒業後、渡仏しました。1962年から多摩美術大学彫刻科に努め、1966年から教授となりました。 東京文化財研究所のデータベースによると1967年に第10回高村光太郎賞を、1981年には第12回中原悌二賞を、また、1983年にはヘンリ […]
- 2017年11月10日
「歓」の像は今どこに
正門を入って左手に小さな木陰とベンチがあったのを覚えていますか。そこに1メートル程の像が据えられていました。この一画は、大学9号館が完成して246号沿いの土地の一部も本学が購入したため、正門あたりがより広く使えるようになり、現在改装中です。 そこにあった像は「歓」と名付けられたもので、現在は大学5号館の中高部よりのグランドの植込みに移動しています。 (大学5号館の中高部よりのグランドに移動した […]
- 2017年10月27日
秋桜祭のこれ何でしょう
始まりは、「学芸展覧会」と呼んでいた行事を、昭和32年6月から「昭和祭」と名付けて、大学から高中小学校と幼稚園を含めて、学生・生徒・児童・園児のご家族や恩師、友人などを招いての学園を挙げての行事となりました。この頃、多くの学校がお祭り的な催しとして位置づけ、「文化祭」を開催していました。昭和では、研究発表を行う機会として、各部が統一したテーマのもと、研究発表をしていました。 昭和40年6月の昭 […]
- 2017年10月20日
学園歌集に見つけた歌
昭和女子大学附属の中高等部や初等部の卒業生は、学園歌集を各自が持っていたことを記憶していると思います。残念ながら、2003年頃からは、大学では学生に配布しなくなってしまいました。附属では、毎年、生徒や児童に配布しているそうです。 1999年の「学園歌集」の巻頭言に、次のように書かれています。 東京の昭和キャンパスでは、定刻に響きわたるカリヨン(編鐘)のメロディーで1日の生活が始まり […]
- 2017年4月21日
「心を伝える」オルゴール
オルゴールは、英語ではmusic boxと言います。それではオルゴールという名称はどこから来たのかというと、江戸時代の初期に自動オルガンをorgel、オランダ語で「オルヘル」、ドイツ語で「オルゲル」と読んだことから始まり、今では「オルゴール」と呼ぶようになったようです。日本では、初めのころは「自鳴琴」とも呼ばれていたそうです。 オルゴールはもともと、懐中時計や指輪に仕込まれた小型のものから始ま […]