鯉は一体、何を伝えたかったのだろうか

図書館学課程の田中です。
キャンパスの奥の方にある昭和乃泉は、世田谷の地に湧く地下水を利用していて、150匹を越える錦鯉が泳ぎ、春先にはカルガモの親子も遊ぶこども園や小学校の子供たち、大学生にも人気の憩いの場所です。
その泉で学生がスマートフォンの撮影時に不思議な現象にであいましたので、大学の1シーンとして紹介してもらいます。
ちなみに、バーコードの誤認識ですが、2018年頃までは話題になっていましたが、最近は精度が上がって聞かなくなりました。逆に読み取り速度が速くなったので、動き回る鯉の模様を読んでしまったのかもしれません。進歩したんだか退化したんだか……。
ちなみに私もトライしてみましたが再現できませんでした。
———————————————————-
日文3年 タケルです。
最初に目についたのは池の手前の方にいる二羽のカモ。
そのうち一羽のカモの羽根は一部が孔雀を彷彿とさせるような色合いだったため、興味を持った。
二羽ともそっぽを向いていたが、構わずスマートフォンで写真を撮ることにした。
二羽のカモ

写真を撮っているうちに、奥の方にサギがいることに気が付いた。
「せっかくならカモとサギ、鯉すべてが写った写真を撮りたい」
そう思い、シャッターを切った。

カモとサギは、ほとんど動かなかったため、綺麗に写っていた。
だが、鯉だけは止まることなく泳ぐものだから意図しない形で写ってしまった。
「鯉だけをもう一度綺麗に撮りたい」
そんな気持ちから、カメラ越しで様子を見ることにした。

シャッターチャンスをじっと待っていると、急に画面の上部から「QRコードの読み取り成功」という文字が。
QRコード・バーコードの認識が可能な設定になっていたらしい。
何を読み取ったんだ、と画面をタップすると、よく分からないサイトに飛ばされた。

興味本位で見てみようと思った。
しかし、アルファベットやひらがな、漢字が不規則に並んでいるページに驚き、戸惑っているうちに操作を誤ってしまい、サイトのページから出てしまっていた。
その後、何度も再チャレンジをしたが、QRコードが読み取られることはなかった。

QRコードの鯉

鯉は一体、何を伝えたかったのだろうか。

日文3年 タケル