2008年度 秋桜祭準備2:再び錯視立体に挑む

前回、大学の学園祭である秋桜祭(コスモス祭)に出す展示の準備について紹介しました。
2008年度 秋桜祭準備1:錯視立体の制作開始

今回はその続報をお伝えします💡

夏休み中ですが大学に集まって、前回から挑んでいる錯視を利用した奇妙な立体の作成を行いました。

前回はスチロール板を利用して失敗したので、今回はボール紙、画用紙を使用してみました。

いくつか試作品を作りましたが、随分とうまく作れるようになりました。

材料を見直しました

上の写真はその立体の1つなのですが、何が変なのかおわかりいただけるでしょうか。

今後は、彩色して、より分かりやすいものにしたいと思っています。また、影が映らない方がいいですよね。工夫をすすめていきたいと思います。

このような錯視図形の体験は、私たちの見えの世界が主観的に解釈されたものであることを気づかせてくれます。そして、この主観性に対する疑問と興味は、心理学への関心につながります。

心理学への道には、様々なルートがあります。秋桜祭では、そのルートを紹介できればいいなと思っています。