初等教育学科ゼミ紹介【森ゼミ】

森ゼミでは、テクノロジの教育活用について研究しています。特に、テクノロジを活用することで可能になる新しいものづくりや表現活動を通じた能動的協働的な学びに焦点を当てて、ワークショップや授業のデザイン、学習環境や教材のデザインと学びの評価について研究をすすめています。

小学校で新しくはじまったプログラミングを取り入れたデジタルものづくりワークショップを各地の学校や放課後児童クラブ、科学館、コミュニティセンターなどで実践研究をしています。

またパナソニックとの共同研究として、プログラム可能な家電(トースター)を使った子ども向けワークショップ研究も進めています。

ゼミ生も各々の興味に沿った研究をしています。R3年度の卒業研究では、幼児向けプログラミング教育、放課後等デイサービスについて取り組んでいます。

今後はオンラインでのワークショップ、学校外でのワークショップ、幼児向けワークショップなど対象を拡げていく予定です。

私自身が、今年は延べ8ヶ月間の長期入院を余儀なくされたこともあり、ICTがいかに不自由な生活を変える、楽しく有意義な時間に変えることができるか身をもって体験しています。ヘッドマウントディスプレイをかぶって、学会からコンサート、展覧会まで病室にいながら(しかもベッドに横たわりながら)色々なことが簡単に体験できます。没頭していると、自分がどこにいるのかも忘れてしまいます。不自由さを克服して、さらに可能性を拡張するテクノロジはとても偉大だと思います。もう一度、テクノロジでどんな学びが可能となるのか、原点に立ち戻ってこれからも研究を続けたいと思っています。

一緒にワークショップをしてくださる方を募集しています。ぜひお声がけください!