豊田千明先生のゼミについて紹介します。
豊田ゼミは3年生8名、4年生9名が在籍しています。
3年生は、児童文学、日本の文化などが主なテーマですが、各回、自分のテーマについて調べたことを報告しています。
6月のゼミでは、折り紙をテーマにしている学生を中心に江戸時代に出版された折り紙の本『千羽鶴折形』（1797年刊）の図版を参考に鶴を折りました。
このような鶴は「連鶴」と呼ばれているものです。一羽の鶴を単体で折るのとは違い、どこから折り始めるのがいいかなど試行錯誤しながら折る必要がありましたが、互いにこつを共有しながら完成させることが出来ました。
4年のゼミでは、執筆が終わった章について各自報告しています。
イギリスの児童文学、ピーターラビットを研究する学生は、世田谷美術館での「ピーターラビット展」見学の章の報告をしました。卒論を仕上げる時期に、大学のある世田谷でピーターラビット展が開催されたことの幸運もあり、その展示の報告にも熱くなります。
おまけで、売店で購入したピーターラビット絵本の表紙をデザインした特製缶入り、特製クッキーも紹介しました。可愛らしいクッキーはそれぞれお話の一コマになっています。手のひらにのる小さな缶の中にも絵本の世界があり一同感激しました。
