保育実習の報告

保育実習は2~4年次に3回の実習を行います。それぞれの実習が90時間(12日間)以上となっていますので、合計270時間以上の実習を行うこととなります。

最初は施設での実習、主に児童養護施設での実習となります。2年次の2~3月に予定しており、現在は実習先について調べたり、オリエンテーションで施設を訪問したりと、実施に向けての準備がすでに始まっています。(昨年は実習先に関する本を読み、授業内で発表をしました)

  

2回目は保育所での実習、3年次に行われます。児童養護施設での学びを通して得たこと、学んだことを踏まえ、保育所の子どもたちのかかわりを通して保育を体験的に学んでいきます。昨年はコロナウイルス感染症の影響で、1回目の実習期間が大きく遅れ授業期間中に実施した学生もいて、準備期間が短くなることもありましたが、無事に保育所での実習が実施されています。

そして最後の保育実習は、各学生の学びたいテーマに基づいて実習種別を決定します。4年次の8~9月に行われますが、今年は全員が施設での実習となりました。実習先は、母子生活支援施設、障害児入所施設、医療型障害児入所施設、児童館です。大学での保育の学びの集大成として、4月より事前学習を積み重ね、今、それぞれの保育現場にて職員の方のご指導の下、実習を行っています。

今年度は、予定されていた通りに実習が行われています。講義や演習で学んできたことを実習を通して体験し、保育現場での実践に触れた経験から保育士の専門性について、さらなる理解を深めています。