福祉社会学科の授業の一つである「障害者福祉」をご紹介します。
授業で大切にしているのは、「障害のある人もない人も、誰もが暮らしやすい社会とはどのような社会だろう?」ということを考えることです。
私たちが生活している社会には、建物や交通機関などの物理的なバリアだけでなく、制度や情報、人とのコミュニケーション、周囲の理解など、さまざまな「バリア」があります。同じ環境であっても、ある人にとっては何の問題もないことが、別の人にとっては生活しにくさにつながることもあります。
そこで授業では、身近な生活やさまざまな事例を通して、
「何がその人の生活のしづらさにつながっているのか」
「環境や社会の仕組みを変えることで解決できることはないか」
「一人ひとりが自分らしく生活し、社会に参加するためには何が必要か」
について考えていきます。
学生同士で意見を出し合う授業も取り入れています。
支援する側の「こうしたほうがよい」という考えを一方的に押しつけるのではなく、本人の思いや希望に耳を傾けながら、その人らしい生活を一緒に考えていくことも、福祉の専門職に求められる大切な姿勢です。
障害者福祉を学ぶことは、障害のある人だけについて学ぶことではありません。
年齢や障害の有無、生活状況などにかかわらず、一人ひとりの違いを認め合い、誰もが地域や社会の中で安心して暮らし、参加できる「共生社会」を考える学びでもあります。
【8月22日・23日 オープンキャンパス開催!】
大学では、8月22日・23日の2日間、オープンキャンパスを開催します。
そのうち、8月22日には、福祉社会学科の「障害者福祉」の体験授業を行います。
テーマは、
「なぜ社会には生きづらさが生まれるのか―障害・孤立・働きづらさから考える―」です。
体験授業では、貧困や格差、社会的孤立など、私たちの身近な社会問題を取り上げます。
「困っているのは、その人自身に原因があるのでしょうか?」それとも、「社会の制度や環境、人とのつながりを変えることで、暮らしやすくすることができるのでしょうか?」
こうした問いを通して、誰もが社会から取り残されることなく、自分らしく暮らし、社会に参加できる共生社会をつくるために、社会福祉には何ができるのかを一緒に考えます。
「福祉って何を勉強するの?」
「大学の福祉の授業ってどんな授業?」
「誰もが暮らしやすい社会って、どんな社会?」
と思っている高校生の皆さんに、ぜひ参加していただきたい授業です。
オープンキャンパスで、福祉社会学科の「社会福祉の学び」を体験してみてください。
皆さんのご参加をお待ちしています!
授業担当教員:根本