「地域研究(欧州)」東京八重洲~御茶ノ水~神保町ウォークで校外研修

こんにちは。
現代教養学科2年の松田です。
先日、地域研究(欧州)の授業で「正教会の文化を知る」をテーマに都内を回りました。
正教会はキリスト教の宗派の1つで、ロシアや東ヨーロッパを中心に信徒がいます。
■ブルガリア料理
まず私たちは、東ヨーロッパのブルガリアの料理が頂ける、ソフィアさんを伺いました。
ブルガリア料理は初めて食べました。
ヨーグルトソースと独特な香辛料の風味が新鮮でとてもおいしかったです。
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ブルガリア名産の薔薇にちなんで、ローズドリンクも頂きました。
最初はどんな味か想像がつきませんでしたが、薔薇の香りがよく、美肌のためにも!毎日飲みたいと思ったくらいです。
店内にはブルガリア語の表があったり、ローズの香水や小物が置いてあったりして、ブルガリアの文化に親しむことができました。
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■ニコライ堂
お腹を満足させた私たちが次に向かったのは、ニコライ堂です。            
二コライ堂は、正しい名前を日本ハリストス正教会の東京復活大聖堂といいます。              
その建物は、明治時代のお雇い外国人だったコンドルによる日本最大のビサンチン様式の建築で、国の重要文化財に指定されています。 関東大震災で一度はドームが崩壊しましたが、人々の援助により現在のかたちに復興しました。
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都会に位置しているのにも関わらず、教会内に一歩入ると厳かな雰囲気が流れていました。
教会の方には質問に多く答えていただき、前述した建物のことや、正教会での十字の切り方を教えていただきました。
また、私たちの見学の途中からは葬儀が執り行われ、信仰を受け、生きている教会だということを感じました。
カトリックやプロテスタントとの違いを知るために、他の教会にも行ってみたいと思います。
■神田・神保町本屋街
さて、ニコライ堂の見学のあとは少し歩いて、神保町の本屋街をまわりました。
まわりのどこを見ても、本!の街はとても文化的で子どものようにわくわくしてしまいました。
本の種類ごとに専門の店があり、なかなか見かけることのない江戸時代の書物が大量に売られていることには驚きました。
神保町では「放浪の画家ピロスマニ」というグルジアの映画を観る予定もあったのですが、時間が足りずに観そびれてしまったことが心残りです。
レトロで洒落た喫茶店があったりするのも素敵な街だったので、ぜひまた訪れたいと思います。
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■ 解散するころにはとっぷり日も暮れていました。
しかし、普段なかなか行く機会がない教会の雰囲気などを感じることができ、とても楽しかったです。
地域研究の授業を履修した当初は正教会についてもよく知りませんでしたが、これまでの授業や今回新たに学んだことを含め、さらに知識と考えを深めていきたいと思いました。
(文・現代教養学科2年松田)