【グローバル・スタディーズ】オープンセミナーに参加しました! [2018年08月09日(木)]

志摩ゼミ4年小林です。

7月21日(土)に私達はグローバル・スタディーズ・グループの定例行事であるオープンセミナーに参加しました。今回は前回のオープンセミナーでもお世話になった外部講師の森田さんに、「バルカン半島地域の歴史と文化を現地の子ども戦争博物館とつないで生中継で伝える」というテーマでお話を伺いました。

ヨーロッパの一国、ボスニア・ヘルツェゴビナでサッカーを通して国境を無くすというプロジェクトに取り組む森田さんによる貴重なお話を数多く聞く事が出来ました。また、今回は森田さんだけでなくボスニア・ヘルツェゴビナからの留学生や研究中の先生をお招きし、さらには現地の日本人留学生とスカイプを繋ぐという新たな試みも行いました。

ボスニア・ヘルツェゴビナという国は日本人にとってあまり馴染みのない国かもしれませんが、ヨーロッパの火薬庫、第一次世界大戦の時に起きたサラエヴォ事件と聞くとピンと来る方もいるかもしれません。

そんなボスニア・ヘルツェゴビナはかつてユーゴスラビアという国の一部で、ユーゴスラビアから独立して今のかたちとなりました。しかし、この国は主にセルビア人とクロアチア人とボスニャク人の三民族が暮らしているのですが、独立したものの国内で民族対立が勃発し、やがて紛争へと発展しました。

紛争は最近まで行われており、今は終戦したものの、未だ民族対立の考えは消えないと森田さんは言います。

今回の講師である森田さんや留学生の方は紛争を実際に体験していて、写真やお話も聞かせていただきましたが日常的な紛争風景に平和な日本に生まれた私からは想像出来ない光景ばかりでした。

講義中のディスカッションでは民族紛争を終わらせるためにはどうすれば良いか、それぞれ意見を出し合い考えを深めました。

今セミナーのメインイベントでもある現地の日本人留学生とのスカイプ通話では、ボスニア・ヘルツェゴビナのリアルな現状を聞く事が出来ました。

私の印象では今でも民族対立は根強く、ひりついていて住みにくい場所なのかと思っていましたが、意外にそんなこともないらしく、街の人々は優しく外国人にも親切で暮らしやすいと聞きました。

街にはセルビア人もクロアチア人もボスニャク人も行き交っていて、普通に生活を送るぶんには問題ないとのこと。

しかし、言語や文化の壁は根強く、その辺りは充分気を遣わなくてはいけないのが大変だとお話してくれました。

個人的に印象に残っていたのが森田さんが仰っていた「僕はボスニア・ヘルツェゴビナにいる時何語を喋れるか聞かれた時、4カ国語喋れると答える。日本語とセルビア語とクロアチア語とボスニア語。日本語以外の3ヶ国語は全部同じなんだけど、こういうだけで全然対応が違うんだよ。」というお話です。

森田さんは笑いながら話してくれましたが、今のボスニア・ヘルツェゴビナの現状をわかりやすく表しているな、と感じました。

今回のグローバル・セミナーは前回の続編というかたちでしたが、また新たに色いろな事を知ることが出来、多くのことを学びました。

今回学んだことを私達4年生は卒論で活かせたら良いなと思います。

これから夏休みに入るので、大学最後の大きな休みを謳歌しつつ、ちゃんと学びも深め卒論を進めていきたいと思います。

今回は貴重なお話ありがとうございました。

(4年 小林)