20年の歩みを振り返って ~2010年ウクライナの旅 ~

20年を迎えた現代教養学科ですが、今年特に思い起こすのは、2010年9月に行った国際社会調査研修です。テーマは、「EUの域外から域内を体験~ウクライナからブリュッセルへ~」。

外務省(2010年撮影)

この訪問がきっかけとなったウクライナとの繋がりから、現在昭和女子大学では、ロシアによるウクライナ侵攻で研究の継続が難しくなった研究者1名をウクライナから国際文化研究所の特別客員研究員として1年間受け入れています。

本学での滞在は、7月から10月までで、学生への講演会の開催は難しいですが、研修に行った卒業生は、思い出深いようです。キエフ(現キーウ)でお世話になったキエフ・モヒーラ・アカデミー国立大学のオリガ・ホメンコ先生です。

さて、送られてきた卒業生からのメッセージを紹介しましょう。

大学時代先生が連れて行ってくれたウクライナのキエフが今この状況になっていることに、この数日間信じられない気持ちで見ています。街を案内してくれたキエフの子たちはFacebookで繋がっているので、国外にいて安全だということがわかっていますが、すぐに何か力になれることが見つからない事が悲しいです。

今日も東欧5カ国一緒に行った友達と連絡をとっていて、まさかあの場所がこんな事になるなんて思わなかったねと話してました。学生の時ウクライナに行って、あの街を歩いて、友達が出来て、その土地のものを食べた思い出と経験がある分感じ方が違うし心配だねとも話し合いました。

当時は深い意味を考えずに巡った5カ国(ウクライナ、ポーランド、チェコ、ドイツ、ベルギー)でしたが、先生が連れて行ってくれたお陰で友達を作れた事、思い出が世界状勢を知る関心を強くしてくれている事に心から感謝しています

写真をみると、思い出は尽きません。

そうそう、20周年記念ブログ第一弾の答えは・・・「CLAは(MUGENDAI)です!
手帳に11月19日(土)13:30~で、もう書き込んでくれましたか??

ボルシチ(ウクライナ風)

 

キエフ駅
キエフ大学日本語学科

 

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